大都市データを相互比較 「カワサキをカイセキ!」刊行(7/31)

大都市(政令指定都市及び東京都区部)の基礎的な統計資料をまとめた「令和4年版 大都市比較統計年表」の刊行販売に伴い市は31日、年表のデータから市の長所や特徴をランキング形式でまとめ、わかりやすく解説した「大都市データランキング カワサキをカイセキ!」を刊行した。平均年齢が最も若い(43.7歳)、製造品出荷額等が1位(4,082,797百万円)、人口10万人当たり生活習慣病による死亡者数が最も少ない(419.6人)など市のホームページに掲載するほか各区役所等で配布する。

リチウムイオン電池起因の火災増加 上半期火災概要(7/30)

市消防局は30日、2024年上半期の火災概要を発表した。火災発生件数は181件(前年同時期比23件減)、出火原因では「電気機器」と「たばこ」が各22件、「放火」20件、「配線器具」18件だった。特にモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池に起因するものが17件(同8件増)発生、リチウムイオン電池は様々な機器に搭載され急速に普及していることが要因としている。川崎区と幸区では放火が最多でそれぞれ7件(同2件減)、5件(同3件増)となっている。

学力テスト正答率全国平均上回る 小学6年・中学3年(7/29)

小学校6年生、中学校3年生を対象に4月実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の市の調査結果(速報版)が発表された。市では小学校114校11,596人、中学校52校・特別支援学校1校9,042人が参加。平均正答率は小学校の国語69%(全国67.7%)、算数67%(同63.4%)、中学校の国語60%(同58.1%)、数学56.%(同52.5%)。全国20の政令市比較では小学校の算数、中学校の数学が2位、国語も小、中学校ともに3位。

給与返納は不当 コロナ特別休暇取得で教諭訴え(7/26)

新型コロナウイルス感染症対策の特別休暇の不正取得について、市教育委員会が市立中学校の女性教諭に給与などの返納を求めたことに対し、26日、返納は不当だとして市人事委員会に措置請求した。市ではコロナの影響で保育所の臨時休業などの場合、特別休暇の取得を認めていたが、女性は3日間特別休暇を申請、子どもを保育園に預け生徒の相談に乗るなど短時間出勤していた。市教委は休暇の不正取得として学校にいた時間以外の給与など約28万円の返還を求めた。代理人弁護士は「不正利用する意図がないことは明らか、業務の必要に迫られて出勤したもので評価されるべき」とした。

JFE高炉跡地の一部賃貸借契約締結 液化水素受け入れ基地へ(7/25)

昨年9月に高炉が休止したJFEスチール東日本製鉄所京浜地区(川崎区扇島)の跡地の一部(約21㌶について市は25日、JFEスチールと日本水素エネルギー(東京都)との間で賃貸借契約が結ばれたと発表した。水素を軸にしたカーボンニュートラルの実現に向け、今後、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「液化水素サプライチェーン商用化実証」で液化水素受け入れ基地として活用される。

「ジャンプロープ」アジア選手権川崎区で開催 日本初(7/24)

日本で初めて縄跳び競技「ジャンプロープ」のアジア選手権が24~28日間、カルッツかわさき(川崎区)で開かれる。ジャンプロープは縄跳びの一種で、1人で飛ぶシングルロープや複数人のダブルダッチ、時間内の跳躍数を競うフリースタイル種目などがある。各国の予選を勝ち抜いたアジア10か国、約740人が出場。国内の競技人口は約1800人、全世界は約5万人、近年はブレイキンやスケートボードなど若者文化の一つになっており、来年、市での世界大会開催が決まっている。

市長100万円全額返金 母子育成会前理事長の献金(7/23)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の深瀬亮一前理事長が法人の金を私的流用していた問題で、市は23日、福田市長の後援会が深瀬前理事長からの献金100万円を16日に全額返金したと明らかにした。市長は23日の定例会見で「真偽はわからないが、個人の金か法人の金か区別のつかないような金は受け取れない」と述べた。

国登録有形文化財に登録答申 北条鉄工事務所(川崎区)など7件(7/19)

国の文化審議会は19日、北条鉄工(川崎区鋼管通)の事務所ほか4件の建造物について、国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申した。事務所と原寸工場、旧シャーリング・製缶及びロール工場の3件は1962年建設、クレーンヤードは68年、工材料置場は71年。登録対象の建造物は高度経済成長期以後、北条鉄工の鉄骨製作事業を支えてきた主要工場施設で、この地域が日本の工業や経済発展の中心をなす工業地帯であったことを伝える貴重な建造物。

昨年度「市長への手紙」2119通 プール水流出問題が多数(7/16)

市は16日、市政に関する市民の声を市長へ届ける「市長への手紙」が2023年度,計2119通(内容別件数4149件)寄せられたと発表した。局本部区別受理状況は教育委員会事務局(1055件)、建設緑政局(698件)、健康福祉局(326件)の順。内容別では市立小学校のプール流水での賠償請求に関する意見731件、次いで公園(573件、公園内での喫煙や騒音など利用時のマナーの苦情など)、子育て支援(231件、保育料や子育て世帯への支援の充実)、学校教育(131件、教育費や給食費の無償化要望)など。

市制100周年記念多摩川マラソン参加者募集 新設部門も(7/15)

市は11月17日開催の「市制100周年記念かわさき多摩川マラソン」の参加者を15日から募集する。今回は10㌔を走り2人の合計タイムで競うペアランニング部門を新設、約2㌔の車いす部門などの募集枠も拡充した。市民枠の選考募集はなく各種目計7530人分の枠を用意、8月31日までに定員に達した場合はその時点で締め切る。特別ゲストに川崎フロンターレで活躍した中村憲剛さんやパラリンピックで金メダル15個獲得した競泳の成田真由美さんらが参加。

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