パリ五輪で初採用されたブレイキンで市在住の湯浅亜実選手(25)=ダンサー名・AMIがリトアニア選手を破り、初代女王に輝いた。同日の市産業振興会館(幸区)では市主催でパブリックビューイング(PV)が行われ、約130人の市民がスクリーンに映しだされる選手に声援を送った。同選手は「ブレイキンの聖地」として知られるJR武蔵溝ノ口駅(高津区)の通路などで練習、大学卒業後は埼玉県から市内に移り住んだ。
市民・事業者協働によるCO²削減へ プロジェクト発足(8/7)
2050年脱炭素社会の実現に向け溝口周辺での取組み「脱炭素みぞのくち」の一環として、製品・サービスを通して市民生活に接点のある6事業者(花王、セブン・イレブン・ジャパン、東芝データ、富士通、まいばすけっと、ヤマト運輸)と官民連携する「川崎市脱炭素ライフスタイル行動変容促進プロジェクト」の発足会が7日開かれた。製造から廃棄までのCO²削減貢献量を「見える化」し、市民の行動変容(適切な使用・廃棄)の促進を図り、さらなる事業者の行動変容につなげることを目指す。
教員採用試験初の秋実施 教員不足に対応(8/6)
市教育委員会は、来年度採用分の市立学校教員採用試験(秋期選考)を実施する。教員不足に対応し、多様で優れた人材確保のため、通常の夏の試験に加えて秋に初めて行う。今年度当初の4月5日時点での不足教員数は131.5人。募集は一般選考、特別選考A(教員経験者・社会人経験者等)、特別選考B(市外現職正規教員)で小学校50人程度、特別選考C(市立学校正規教員経験者・ジョブ・リターン制度)で小・中・高校、特別支援学校計10~30人程度。受付期間6日~9月24日。
自動運転バスの実証実験 来年1月開始(8/2)
市は2日、最先端の自動運転技術を活用した路線バスの実証実験を2025年1月から始めると発表した。全国初となる都県をまたぐ路線ルート(大師橋駅から多摩川スカイブリッジ経由で天空橋駅間4.4㌔)と1日30万人以上が利用する川崎駅前から市立川崎病院などの循環ルート(1.3㌔)で行う。1月下旬10日間、市民らが無償で乗車体験し運転手が走行を補助する「レベル2」から実験を始め、26年度から特定の条件下で運転手を不要とする「レベル4」を目指す。
市の監査が不十分 社福の私的流用問題で法人職員(8/1)
社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の前理事長が法人の金を私的流用していた問題で、同法人の千葉新也理事長らが1日、市による監査が不十分で不正な会計処理が見過ごされたと指摘した。市の担当者は帳簿をほとんど見ず、監査法人は会計処理の仕方が中心で会計の中身については話をせず、会計の内容がおかしく倒産するといった趣旨の指摘が数年前にされていたことも明らかにした。市は法人の資金繰り悪化から通常3年に1度程度の監査を毎年行うなど運営状況を注視していたという。