川崎ハローブリッジ」を芝生緑化 国道歩道橋で全国初(10/8)

19日開幕の「全国都市緑化かわさきフェア」の会場の一つ「富士見公園」(川崎区)とJR川崎駅をつなぐ主要ルートで、国道15号にかかる横断歩道橋「川崎ハローブリッジ」に約100㎡の芝生が敷き詰められ8日、同所でセレモニーが行われた。国道の横断歩道橋への芝生緑化推進は全国初の取組み。芝の種類は生育が早く踏圧に強い新品種の高麗芝を選定、芝の下には保水マットなどの薄層緑化システムを採用。芝生へは自由に足を踏み入れることができる。

市制記念多摩川花火大会に21万人 花火増発1万発(10/5)

市制記念多摩川花火大会が5日、高津区の河川敷で開かれた。83回目の今大会は市制100周年記念特別企画として、打ち上げ発数を例年の約6000発から約10000発に増発、メッセージ打上花火やこどもイラスト花火などの市民参加の企画、初のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税活用の寄付)を実施。雨天のなか約21万人(市側約16万人、東京側約5万人)が夜空を彩る花火を楽しんだ。

市有地の無償貸与445施設 政令市平均の8倍超(10/4)

市は4日、市議会決算審査特別委員会の三宅隆介議員(無所属)の質問に、民間の福祉関係施設に対して市有地計190か所を無償で貸し付け、計445事業所が使用していると明らかにした。前理事長の資金私的流用が問題となった社会福祉法人には市から計8事業所の土地の無償貸し付けがあった。三宅議員は市の無償貸与施設数は政令市平均の8.2倍と異様なほど突出していると指摘。福田市長は福祉事業への無償貸与は普通に行われていた理解していたが、公平性を踏まえ検証、対応したいと述べた。

「ふるさと納税」返礼品に市バス小型車 寄付金1300万円(10/2)

市は「ふるさと納税」の返礼品として、市内を運行していた「バス小型車」2両をはじめ市バスならではの出品を始めたと2日、発表した。寄付金額1300万円でバス小型車1台、車両年式は2011年度、全長約7㍍、車幅約2㍍、高さ約1㍍、乗客人数は運転手1人、乗客35人、運転資格は大型自動車第一種免許(旅客運送の場合は大型二種免許)。この他70万円の寄付で車体についていた行先表示機「LED方向幕」1セット、1万4千円で廃車部品グッズセット、1万円でバス停標識がある。

若年性認知症の支援充実 相談体制拡充(10/1)

市内に約500人の患者がいると推計される若年性認知症の人への支援充実を図るため、市は1日から支援コーディネーターの配置を現在の1か所から2か所(「川崎幸クリニック」幸区、「かわさき記念病院」宮前区)に拡充するとともに社会参加に取り組むため、新たに1か所(「NPO法人マイWay」高津区)に地域支援推進員を配置する。コーディネーターは専門医療機関の案内や就労継続の支援など、地域支援推進員は有償ボランティアなど軽作業や社会参加の体制整備などを行う。

「FM大師」川崎区を主放送地域に開局 94.9MHz(9/30)

川崎区を主な放送地域にしたコミュニティFM局「FM大師」が30日、開局した。送信周波数は94.9MHz、送信出力は20W、放送時間は7時~22時まで全生放送(年内は短縮放送)。広告収入を主とする商業放送で(㈱)FM大師が運営。暮らしに直結したまちの旬な情報をきめ細かくカバーして発信するほか、地域限定の防災メディアとしてピンポイントの防災情報を住民に届け、すべて自主製作で放送する。

50階建てタワーマンション2棟 武蔵小杉駅北側28年完成予定(9/27)

三菱地所レジデンス(東京都)などは27日、武蔵小杉駅北側エリアで開発中の分譲マンション「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」の概要を発表した(2028年完成予定)。駅から徒歩3分、敷地面積約2万平方㍍、地上50階地下1階の2棟で総戸数1438戸(各719戸)。日本医科大学地区を活用した再開発プロジェクトで教育・医療・商業施設に区分けされた「まち一体型複合開発」。地域との共存を目指し緑豊かなオープンスペース、保育所や高齢者向け住宅、スーパーマーケットなどを設け、太陽光発電パネルを搭載。

能登半島地震廃棄物受け入れ開始 浮島処理センター(9/27)

今年1月の能登半島地震で損壊した家屋等の解体や撤去で、大量に発生した災害廃棄物の受け入れ処理が27日から浮島処理センター(川崎区)で始まった。輪島市と珠洲市の廃棄物約8トンが市と横浜市所有の鉄道輸送コンテナを活用して石川県内から都内の貨物駅に運搬、トラックで浮島に輸送された。能登半島地震の廃棄物は推計332万㌧、市が1年間に処分するごみ約33万7千㌧の10倍近くに上り、同県と環境省の要請を受け東京都と横浜市と連携して広域処理することを決めている。

市ゆかりのパリ五輪メダリストにスポーツ特別賞(9/20)

市は20日、パリ2024オリンピック大会でメダルを獲得した市ゆかりの4選手に市スポーツ特別賞を贈呈した。4選手は、ブレイキン女子金メダルのAMI(湯浅亜実)さん、レスリング男子グレコローマンスタイル60㌔金メダルの文田健一郎さん、卓球女子団体銀メダルの平野美宇さんと張本美和さん。平野さんは活動拠点が市内にあり、他の3人はいずれも市内在住。

「かわさきジャズ」過去最大規模で開幕 今年10回目(9/20)

「多様性」と「コラボレーション」を柱に市独自の音楽フェスティバルとして2015年に始まった「かわさきジャズ」が20日から11月24日まで市内各地で開かれる。今年は過去最大規模で「ジャズは橋を架ける」をテーマに20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベントを用意する。イベントの「顔」となる「BRIDGEアーティスト」には昭和音大4年のサックス奏者渡邉瑠菜さんが公募で選ばれ、発表会で市出身ピアニスト国府弘子さん作曲の「スターランド」を2人で披露した。

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