市制記念多摩川花火大会が5日、高津区の河川敷で開かれた。83回目の今大会は市制100周年記念特別企画として、打ち上げ発数を例年の約6000発から約10000発に増発、メッセージ打上花火やこどもイラスト花火などの市民参加の企画、初のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税活用の寄付)を実施。雨天のなか約21万人(市側約16万人、東京側約5万人)が夜空を彩る花火を楽しんだ。
市有地の無償貸与445施設 政令市平均の8倍超(10/4)
市は4日、市議会決算審査特別委員会の三宅隆介議員(無所属)の質問に、民間の福祉関係施設に対して市有地計190か所を無償で貸し付け、計445事業所が使用していると明らかにした。前理事長の資金私的流用が問題となった社会福祉法人には市から計8事業所の土地の無償貸し付けがあった。三宅議員は市の無償貸与施設数は政令市平均の8.2倍と異様なほど突出していると指摘。福田市長は福祉事業への無償貸与は普通に行われていた理解していたが、公平性を踏まえ検証、対応したいと述べた。
「ふるさと納税」返礼品に市バス小型車 寄付金1300万円(10/2)
市は「ふるさと納税」の返礼品として、市内を運行していた「バス小型車」2両など市バスならではの出品を始めたと2日、発表した。車両年式2011年度、全長約7㍍、車幅約2㍍、高さ約1㍍、乗客人数は運転手1人、乗客35人、運転資格は大型自動車第一種免許(旅客運送の場合は大型二種免許)のバス小型車1台で寄付金額は1300万円。この他70万円の寄付で車体についていた行先表示機「LED方向幕」1セット、1万4千円で廃車部品グッズセット、1万円でバス停標識がある。
若年性認知症の支援充実 相談体制拡充(10/1)
市内に約500人の患者がいると推計される若年性認知症の人への支援充実を図るため、市は1日から支援コーディネーターの配置を現在の1か所から2か所(「川崎幸クリニック」幸区、「かわさき記念病院」宮前区)に拡充するとともに社会参加に取り組むため、新たに1か所(「NPO法人マイWay」高津区)に地域支援推進員を配置する。コーディネーターは専門医療機関の案内や就労継続の支援など、地域支援推進員は有償ボランティアなど軽作業や社会参加の体制整備などを行う。