市が実施する「中学生給食献立コンクール」で、過去最多の2075点の応募の中から市長賞を受賞した東高津中学2年の天野塁さん(14)の表彰式と試食会が31日、同校で行われた。コンクールは2018年から始まり、市制100周年の今年のテーマは「これからの100年に向けて川崎の子どもたちに伝えていきたい献立」。天野さんは「栄養バランス満点!風味豊かな彩り給食」テーマに、主菜「じゃがいもと鶏肉の甘辛炒め」、副菜「ピリ辛ナムル」、「しょうがの根菜汁」の献立を考案した。
等々力緑地再整備事業費1232億円に 当初の2倍(1/31)
等々力陸上競技場を含む等々力緑地(中原区)の再編整備計画で、市は31日の市議会まちづくり委員会で事業費の想定額が最大で当初の2倍近い約1232億円になる見通しを示した。事業を担う特別目的会社「川崎とどろきパーク」(KTP)との2023年契約時の事業費約633億円が物価上昇や土壌汚染対策等で約1140億円(昨年9月時点)に膨らむと試算、市に差額分の予算措置を要望した。市は契約を継続しつつも、事業費の精査、施設内容の変更も検討するとしている。
大型2種免許「未経験者枠」新設 市バス運転手確保強化へ(1/30)
市交通局は30日、運転手の人材確保を強化するため、2025年度採用から大型自動車第2種免許保有者の採用拡大を目的に「バス乗務未経験者枠」を新設、また運転手と整備員を対象に出産や介護などで退職し、復職を希望する職員の採用選考(「ジョブ・リターン制度」)を実施すると発表した。未経験者枠の2月の募集は5人程度の採用を見込んでいる。「ジョブ・リターン制度」は2月10日以降通年募集。
大島小学校プールの水流出 賠償請求せず(1/29)
市教育委員会は29日、市立大島小学校(川崎区)で昨年12月、教頭がプールの水を止め忘れ、約1.7杯分(推定約620㎥)の水が流出したと発表した。損害額は約51万円で過失の程度や自動止水装置がなかったことなどから損害賠償請求はしない。プールの注水作業ミスでは2023年に市立稲田小であり男性教諭と校長に損害額の半額約95万円を請求したが、このケースは教諭が通常と異なる操作をしていて重過失に近いとしている。