戦争や被爆の記憶を次世代に伝えようと、市岡本太郎美術館(多摩区)は19日から「戦後80年《明日の神話》次世代につなぐ原爆×芸術」展を開く。広島市立基町高校の生徒が被爆者の証言を聞き取って描いた「原爆の絵」の原画42点を展示。岡本の作品は約120点で、広島・長崎に落とされた原爆やビキニの環礁での水爆実験を題材にした代表作「明日の神話」など。このほか原爆の痕跡・記憶などを主題に現代美術家ら8人と1組の作品などを展示。
夏休み期間中の昼食提供サービス実施 全115カ所「わくわくプラザ」(7/18)
市は、市立小学校内に設置している放課後児童の居場所「わくわくプラザ」での夏休み期間中の昼食提供サービスを全施設115カ所で試験的に始める。これまでは弁当持参だったが、かねてから保護者より昼食提供を望む声があり、昨年の夏休みに26か所の同プラザで試行し好評だった。注文方法はスマートフォン等を利用して保護者が直接、区内の二つの弁当事業者に注文する。1食600円程度(配送料等込み)。
樹木約990本伐採の見直しを 等々力緑地再編で市民団体抗議(7/16)
等々力緑地再編整備計画で、高さ3㍍を超える樹木約990本が伐採されるとの公表について、市民団体「等々力緑地を守る会」は17日、「緑地の自然環境を土台から破壊する大量の伐採に反対し、計画の根本的な見直しを求める」声明を出した。環境影響評価書では、既存樹木の伐採に言及する一方、約1800本の植栽を予定しているが、「何十年もかかって成長してきた樹木と幼木では、環境に与える役割が違う」などと主張している。