市立中学校の部活動の在り方を生徒自身が考えようと「部活動生徒代表者会議」が8日、市役所で開かれた。市内52校の代表計95人が参加、部活動の意義や部活動が続けられる可能性について議論し、交流を深めた。中学校の部活動については、指導や大会引率などの教員負担や少子化で部員確保の困難性などが問題となっており、政府は休日の部活動を地域のスポーツ団体に委ねる「地域展開」を目指していることを踏まえ、生徒たちの意見を取り入れようと初めて開かれた。
南武線ワンマン化遅延増加 10分以上遅れ倍に(8/8)
3月15日からワンマン運転が始まった南武線についてJR東日本横浜支社は8日、4~6月の遅延状況を発表した。前年同期と比較して10分以上の遅延が2倍以上で、特に朝の通勤時間帯での増加を確認した。要因として①車両の仕様が変わり駅到着後、車両ドアが開くまでの時間が数秒程度長くなった②発車メロディーを流す場所が変わり聞こえにくくなり、利用者の乗降時間に影響した③南武線の混雑率が上昇した、を挙げている。同支社はワンマン運転を見直す予定はないとしている。
最先端技術に触れる夏の科学イベント 「キングスカイフロント」(8/6)
最先端の研究開発拠点の技術に触れる「夏の科学イベント2025」が6日、キングスカイフロント(川崎区殿町)で小学生を対象に開かれ、約330人が参加した。研究所で使用している機器を使った科学実験や医療機器に直接触れるなど世界最高水準技術の一端を体験。洗剤や塩などを使って果物からDNAを取り出したりする多彩な講座に。同イベントは2013年に始まり、今年は36機関が参加した。
8月4日を「へらしぼりの日」に登録 市内の中小企業3社(8/4)
高度で繊細な板金加工技術の「へら絞り」を広く知ってもらおうと、市内の相和シボリ工業(高津区)、今野工業(高津区)、大矢製作所(中原区)の中小企業3社が8月4日を「へらしぼりの日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録した。へら絞りは平面状や円筒状の金属板を回転させ、「へら」という棒を押し当てながら変形させる加工技術で熟練の職人技。記念日の日付は「へら」の「へ」が漢数字の「八」に似ていることと、「シボリ」の「し(四)」から選んだ。
市文化賞受賞の城谷さん上演回数5千回 腹話術師
市文化賞受賞者の腹話術師・しろたにまもる(本名・城谷護)さん(幸区)の上演回数が1日、5千回を迎えた。、長崎県生まれの城谷さんは、中原区のデイサービス施設でお年寄りたちを前に4歳の時に長崎原爆で亡くした兄の死にも触れながら相棒の人形「ゴローちゃん」との掛け合いで「社会性のある、共感できる笑い」を届けた。2014年に腹話術や市民演劇の活動などに対し、市文化賞を贈られた。
ふるさと納税26億円 過去最大全国91位 2024年度(8/1)
市は1日、2024年度のふるさと納税寄付受入額が過去最大の約26億円(前年度比約10億円の増)となったと発表した。全国1,741市区町村中91位で、前年度の153位から大きく順位を伸ばした。一方、ふるさと納税の寄付による市税減収額は約138億円(前年度比約15億円増)で、寄付受入額から流出額を差し引いたマイナスは過去最大の112億円となった。受入額拡大に向けた取組みとしてポータルサイトの拡充(3サイト→14サイト)、返礼品の充実(400品→約850品)を挙げている。