パラリンピック競泳女子の金メダリストで多摩区出身の成田真由美さんが5日、市内で死去した(55歳)。生田小学校卒業後、南生田中学校在学時に横断性脊髄炎を発症して下半身まひに。23歳で水泳を始め、1996年アトランタ大会から通算6大会に出場、金15、銀3、銅2計20個のメダルを獲得。96年最初の市民栄誉賞受賞、05年から現在まで10期20年間市民文化大使、15年から7年間「かわさきパラムーブメン推進フォーラム」の共同委員長として市の共生社会実現に向け尽力した。
市長選メインキャラクターに田中碧選手起用 市選管(9/3)
市選挙管理委員会は10月26日執行の市長選のメインキャラクターに、プロサッカー・リーズ・ユナイテッドFC(イングランド)のMF田中碧選手(26)を起用、キャッチフレーズは「自分ができることを全力で!」に決定したと発表した。田中選手は市出身で、地元のさぎぬまSCから川崎フロンターレを経て世界で活躍し、全世代から広く支持されている。
ふるさと納税返礼品に「味の素工場見学」(9/3)
市と味の素㈱、市観光協会は「味の素川崎工場見学クーポン(お土産付き)」全3コースを共同で開発、市のふるさと納税オリジナル返礼品として3日から提供を開始した。川崎工場で行っている通常の工場見学にはない体験に加え、市ふるさと納税返礼品に登録している味の素製品オリジナル返礼品が事前送付される。実施日は来年3月4日(水)、場所は味の素グループうま味体験館(川崎区鈴木町)、寄付金額は1コース1名につき12,000円。受付は各ふるさと納税ポータルサイト。
医療的なケア児の居宅型訪問保育 初の試行実施(9/1)
医療的なケアが必要で、公立保育所での集団保育が難しい児童を対象に、保育士や看護師等が自宅を訪問してマンツーマンで保育する居宅訪問型事業を、市が1日から試行実施する。対象は酸素療法が必要だったり人工呼吸器をつけたりして公立保育所での受け入れ困難な児童や、病気・障害などで集団保育が難しい児童などで定員は若干名。実施事業者は「認定NPO法人フローレンス」(東京都)。保育時間は平日8時~18時までの最長8時間(週2~5日)。
防災の日を前に総合防災訓練 住民ら500人が参加(8/31)
9月1日の防災の日を前に2025年度の市総合防災訓練が31日、川崎総合科学高校(幸区)と多摩川緑地(幸区)で行われ、近隣住民ら約500人が参加した。高校会場に設営された国土交通省の「降雨体験車」には約100人分の体験枠が早々に埋まった。昨年の能登半島地震で避難所のトイレが衛生的に使われなかったことからと携帯トイレの使い方を学ぶブース設置などトイレ対策に重点が置かれた。
グローバル人材育成へ高校生向け講義 市と米スタンフォード大連携(8/30)
市と米スタンフォード大が連携して提供する高校生向けの遠隔教育プログラム「Stanford e-Kawasaki」の開講式が30日、市役所で行われた。同プログラムは市の「グローバル人材育成事業」の一つで、「多様性」と「起業家精神」をテーマに同大が国際異文化教育プログラムで実施するオンライン講義を高校生向けにアレンジして提供。市立川崎、橘両高校生徒18人が来年3月まで受講する。