西加瀬物流施設建設で公害調停を申請 住民ら200人(10/17)

中原区西加瀬の工場跡地の物流施設建設計画で住民ら約200人が17日、住環境を損なうとして開発を手掛ける大和ハウス工業に対し県公害審査会に公害調停を申し立てた。「西加瀬巨大物流倉庫を考える住民の会」(竹内春雄代表)のメンバーらは、「騒音、排ガス、渋滞、交通事故の危険性が増加する」などと主張。計画は計約9万㎡の敷地(都市計画上の工業地域、周囲のほぼ三方は第1種住居地域)に6階建て倉庫や商業施設など延べ床面積約22万㎡を建設、1日1350台の車両の出入りを想定。

過去最多6人が届け出 市長選26日投開票(10/12)

任期満了に伴う市長選が12日、告示され、過去最多となる6人が届け出。4選を目指す現職に新人5人が挑む構図で、1人を除き5人は無所属。2013年以来、衆院選とは重ならない単独での市長選で、投票率が注目される。立候補したのは届け出順に、会社員の新人・國谷涼太氏(25)、政治団体役員の野末明美氏(60)=共産党推薦、プログラマーの新人・宮部龍彦氏(46)=諸派、元川崎市議の新人・山田瑛理氏(42)、清掃員の新人・関口実氏(67)。

「ブレイキンの聖地」に壁画 武蔵溝ノ口駅(10/11)

「ブレイキンの聖地」とされるJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の南側側面に、「ミゾノクチ」を象徴する壁画が完成し11日、記念セレモニーが開かれた。製作はニューヨークで活動する日本人ミューラル(壁画)アーティストのDRAGON76(ドラゴンナナロク)さん(49)。縦約4㍍、横約7㍍の壁画は、侍のようなキャラクターなどが描かれ、米国で生まれたブレイキンの文化が日本で独自に発展し再び世界に広がるイメージを表現した。

市職員給与勧告4年連続引上げ 市人事委員会(10/6)

市人事委員会は6日、月給と期末・勤勉手当のいずれも4年連続の増額となる市職員の給与勧告を、市長と市議会に対して行った。今年4月時点で市職員の月例給は民間給与43万9511円に対して42万6817円(平均年齢42.3歳)で、格差分の1万2694円の引き上げを求めている。期末勤勉・手当は民間支給割合の4.66月分に対し、市職員の支給月数は4.60月分で、0.05月分引上げ、計4.65分にするよう求めた。

「クリーンかわさき号」30周年 国内唯一の廃棄物専用列車(10/6)

北部地域で発生した廃棄物を臨海部の浮島処理センターで処理する国内唯一の廃棄物専用列車「クリーンかわさき号」が、1995年10月6日の運行開始から30周年を迎えた。梶ケ谷ターミナル駅からJR川崎貨物駅を経由して神奈川臨海鉄道末広駅までの約23㎞を運行。当初は普通ごみ、焼却灰、粗大ごみ、現在は焼却灰とプラスチック資源のみを輸送、また経験や知見を活かして災害被災地へのコンテナ貸与や災害廃棄物の受け入れ処理を行う。今後1年間、鉄道写真を募集するなど記念イベントを開催。

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