市は、派遣社員の契約打ち切り問題を受け、離職者計400人を市の関連事業でアルバイト雇用すると発表。09年1月募集開始を目指す。対象は契約を打ち切られた非正規労働者。定額給付金の窓口、図書館資料整理、民間委託している放置自転車や路上喫煙、不法投棄防止の取締りなどの業務を想定。また、子育て世代の離職者に、市営住宅10数戸の半額貸与も開始。賃貸期間は最長半年。
08年の市内10大ニュース投票結果発表(12/22)
市は、08年の市内10大ニュースの市民による投票結果を発表した。1位は「女性初のプロ野球選手誕生・吉田えりさん関西独立リーグへ」。2位が「50年ぶりに砂浜が復活、東扇島東公園オープン」、3位が「川崎フロンターレ健闘、シーズン終盤まで優勝争い」などが続いた。
映画監督・実相寺氏の資料、市に寄贈(12/22)
「ウルトラマン」などの演出で知られる映画監督、故・実相寺昭雄さんの関係資料約1237点が市民ミュージアムに寄贈された。市は同日、夫人の知佐子さんらを招き、寄贈資料の贈呈式を開催した。
08年の市内放火数 07年を上回る(12/22)
市内で2008年に発生した放火による火災の累計件数が、07年の112件を上回ることがわかった。市内の全放火数の4割を占める川崎区で、放火が倍増したことが要因。市消防局では「燃えやすいものを外に置かないなど、放火されない環境づくりを」と、注意を呼びかけている。
「かわさき子ども集会」開催(12/21)
身近な問題を子どもたちが話し合い、自分たちで解決策を探る「かわさき子ども集会」が高津市民館で開催された。市内の小学生から高校生まで約80人が参加、活発な議論を行った。同集会は、川崎のまちをよくしたいと98年から始まった。02年からは、子どもたちで結成した「川崎市子ども会議」が引き継ぎ、毎年開催している。
妊婦緊急搬送30分以上のケース、川崎が最高に(12/20)
全国の政令市で07年あった妊婦の緊急搬送のうち、救急隊が現場に到着してから搬送先に向けて出発するまでに30分以上かかったケースの占める割合が、川崎市は17.2%で最高だったことがわかった。割合がもっとも低かったのは静岡の1.0%で、17倍もの差があった。総務省消防庁のまとめ。
市の臨港路整備、財務省原案で新規事業に(12/20)
国の広域防災拠点がある川崎港の東扇島地区と、水江町地区を架橋で結ぶ臨港路整備事業が、この日内示された09年度政府予算の財務省原案で新規事業に認められた。東扇島では物流センターや倉庫の集積が進む一方、内陸に向かう一般道路は千鳥町地区と結ぶ川崎港海底トンネルしかなく、渋滞の解消が課題だった。
市、藤子・Fミュージアム建設地決定(12/19)
市は、2011年度開館予定の「(仮称)藤子・F・不二雄ミュージアム」の施設基本構想を発表。藤子さんの仕事部屋を再現したコーナーや、館内でしか見られない短編作品を上映するシアターなどを設ける。建設地は、生田緑地の北側の一角に決定。市は、土地所有者の小田急電鉄と借地の契約を結んだ。
NECマイクロシステム 川崎から横浜へ移転
NECエレクトロニクスの完全子会社で半導体設計業務のNECマイクロシステムは、09年1月5日に、川崎市内の本社を横浜市に移転すると決定。川崎市の都市整備計画に伴い、入居中の賃貸契約が切れることが主な理由。同社の08年3月期の売上高は213億円だった。
夢見ヶ崎動物公園、漏水で水道代前年3倍に(12/16)
夢見ヶ崎動物公園で水道の漏水が半年以上続いていたことが判明。監査委員などによると、水道検針員が08年3月以降毎月、「前年度に比べ水量が多い」と指摘したため、7、9月に業者に検査依頼したが見つからず、10月の電気配線工事で偶然発見。4~8月の水道料金は約2150万円で前年度同期の約3倍となり、約1400万円多く代金を払っていた。