支援校就学は適法 重度障害児の両親最高裁で敗訴(12/6)

重度障害を理由に就学先を地元の公立小ではなく特別支援学校に指定されたのは違法として、市の男児の両親が市と県に損害賠償を求めた訴訟で最高裁第2小法廷は、6日付で両親側の上告を退ける決定をした。指定を適法とした二審東京高裁判決が確定した。男児は難病の「先天性ミオパチー」で人工呼吸器を使用、地元の市立小への就学を求めたが、市と県の教育委員会は18年3月通知で特別支援学校を指定した。

運転席の景色を8K映像で楽しむ 入院の子らお出かけ体験(12/5)

民間事業者と連携し公共交通の新たな可能性に取り組む市は「バーチャルお出かけ体験会」と銘打った取り組みを始め5日、入院している子どもたちは電車やバスの運転手が見ている特別な景色を超高精細の「8K」映像で南武線やロマンスカーが街や駅を駆け抜ける様子を楽しんだ。外出が難しい子供たちに治療への意欲を高める狙いもあり、JRや小田急電鉄、川崎鶴見臨港バスが映像制作に協力した。

第11期川崎市市民文化大使 全員再任(12/5)

市は5日、市長の代理として交流事業への参加や自己の活動を通して市のイメージアップを図ったりする第11期川崎市市民文化大使の委嘱状を交付した。任期は2年、全員再任。伊藤多喜雄(民謡歌手)鵜沢久(能楽師)大谷康子(ヴァイオリニスト)大矢紀(日本画家)小原孝(ピアニスト)国府弘子(ピアニスト)佐藤征一郎(声楽家)SHISHAMO(ミュージシャン)成田真由美(パラリンピックメダリスト)パンチ佐藤(スポーツタレント)松本利夫(俳優)

悪質商法注意喚起!アニメ動画公開 横浜市と初の合同キャンペーン(12/1)

市と横浜市は1日、悪質商法の未然防止と被害者救済を図るため、動画を使った初のキャンペーンを始める。市は市消費者行政センターの猫のキャラクター「てるみ~にゃ」の声を人気声優の西尾夕香さんが担当、横浜市は地元5チームのスポーツ選手を起用。霊感商法や訪問販売、定期購入などでの注意点や対処方法を紹介。動画は動画投稿サイトで配信するほか、公共交通機関や主要施設で上映。28日まで。

救急現場の映像をスマホで把握 1日から消防局(12/1)

市消防局は1日から、救急現場の映像を119番通報者らのスマートフォンで送信してもらい、応急措置の指示などを受けられる「消防Live映像通信システム」の運用を始める。通報を受けた消防指令センターは必要に応じ、119番通報者のスマホにショートメッセージサービス(SMS)で専用URLを送り、映像が映るビデオ通話に切り替えてもらい映像から適切に指示する。消防局は取り組みへの協力を呼びかけている。

BMX全日本大会で準優勝 中原中1年神保さん市長に報告(11/30)

自転車競技のBMXフリースタイル選手の神保虎之助さん(13・中原中1年)が30日、福田市長を表敬訪問した。9月に開催された全日本選手権の男子(13~15歳の部)で準優勝、国内の中学生の部でも本年度総合成績2位となった。BMXは華麗な空中技を競う自転車競技で、「BMXフリースタイル・パーク」は東京五輪の公式種目になった。神保さんは自宅前の駐車場で基礎的な練習を重ね、県内外の練習施設で腕を磨いている。

めぐみさん写真カラー化 市内各所で巡回展示(11/29)

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)の母早紀江さん(87)が市役所本庁舎で開かれている写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」にあわせて29日、福田市長を表敬訪問した。市は今回、早紀江さんの記憶などを頼りに、めぐみさんが写った5枚のモノクロ写真をカラー化、この写真を含め約50点を展示した。本庁舎の展示は12月1日まで。来年2月14日までJR駅南北自由通路、市民館など市内各所で巡回展示する。

市名誉文化大使の山田太一さん死去 89歳(11/29)

「岸辺のアルバム」「不揃いの林檎たち」など数多くのテレビドラマを手掛ける傍ら、小説家としても活躍した脚本家の山田太一(本名・石坂太一)さんが29日、老衰のため市内の施設で死去した。89歳。氏は昭和57年に川崎市文化賞を受賞、平成17年から2期4年間にわたり川崎市市民文化大使に就任、現在は川崎市名誉文化大使として市のPRや魅力の発信、文化芸術の振興に多大の貢献があった。

市立中の教諭盗撮で停職3か月(11/28)

市教育委員会は28日、女性のスカートの中を盗撮したとして、高津区内の市立中学校に勤務する男性教諭(40)を停職3か月の懲戒処分とした。教諭は同日付で依願退職した。3月31日、飲食店からの帰宅途中、川崎駅中央通路エスカレーターで携帯電話で動画撮影した。通行人が気づき、警察官に任意同行を求められ盗撮を認めた。県迷惑行為防止条例違反により書類送致され、7月26日付で不起訴処分に。教諭は本年度、年次休暇や病気休暇で一度も勤務していなかった。

「#かわさき推しメシ」グランプリに「油や鹿鳴」の油そば(11/28)

市の飲食店が自慢の一品を市民投票等により競う第2回「#かわさき推しメシ」グランプリが28日、「油や鹿鳴」(高津区諏訪)の「油そば」に決まった。102店がエントリー、2次投票通過の4店を食の専門家3人が実食審査を行い、油そばのシンプルでありながら酢、ラー油、汁の組み合わせで味の変化も楽しめる点が評価された。準グランプリは居酒屋「酒屋敷ごっそ溝の口店」(高津区溝口)の「賞味期限39秒 あみ肝」。

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