石油精製で需要が高い水素の大量供給へ向けた実証事業が近く、国際戦略総合特区の川崎臨海部でスタートする。市とプラント建設大手の千代田化工建設が連携。臨海部には多様な発電施設が集積しており、将来的には水素発電への供給も見込んでいる。
市、「国際戦略拠点形成推進会議」を開催
臨海部で医療と環境分野を両輪とした拠点形成を目指す「国際戦略拠点形成推進会議」が開催され、企業委員ら約30人が出席した。ナノマイクロ技術を医療分野に生かした製品の開発など事例紹介があった。市長は「ナノ医療は産業化に近い。一番早い先例になるのではないか」と述べた。
【参考】JR東、帰宅困難者に200駅開放、6万人分備蓄
JR東日本は、大規模地震が発生した際の帰宅困難者対策として、東京から約30キロ圏にある駅のうち約200を一時滞在場所として乗客らに開放することを決めた。約6万人分の飲料水や非常食、毛布などの備蓄を進めている。私鉄各社も一時滞在や避難場所への誘導方法の刷新など、準備を進めている。
【参考】南海トラフ地震被害想定、県内は首都圏最大
南海トラフ巨大地震で最大震度6弱、津波高10メートルが想定されている県内のライフラインなどの被害は、震源に近い静岡以西の地域より少ないものの、首都圏では最大と見込まれた。想定によると、被災直後に断水するのは23万人、停電する4万7千軒は1週間後まで復旧しない。
市、「生田緑地マネジメント会議」が発足
生田緑地の魅力をもっと発信し活用していこうと、多様な団体が参加する「生田緑地マネジメント会議」の設立総会が開催された。会議は2012年3月に、市がまとめた「生田緑地ビジョン」に沿って、地域の多様な主体が相互に連携し調整する場として設けられた。
ミューザ川崎、内覧会で東響が公開リハーサル
「ミューザ川崎シンフォニーホール」で、4月1日のリニューアルオープンを前に内覧会が開かれた。東京交響楽団が公開リハーサルを実施。招待客約400人が、復元された音響を再確認した。同ホールは、東日本大震災で天井の一部が崩落。復旧工事が進められていた。
【参考】県警の統計、虐待通告が過去最多2976人
県警が2012年、虐待を受けているとして児童相談所に通告した児童が過去最多の2976人。うち68%の2030人が暴言などによる心理的虐待だった。次いで身体的虐待634人、育児放棄290人、性的虐待22人の順だった。
市立図書館と日本映画大学図書館が相互利用協定
市立図書館と日本映画大学図書館は近く、相互利用に関する協を締結する。市民は4月1日から、市立図書館を通じて日本映画大学図書館の書籍を借りることができるようになる。
市、子ども夢パークで汚染スポット複数発見
高津区の子ども夢パークで、市の除染目安を超える汚染スポットが複数見つかり、市は除染の日程調整に入った。夢パークは、福島第1原発の被災地から親子を招き、市民グループが行う外遊びなどのリフレッシュ事業の会場にもなっている。
「多摩区・3大学連携協議会」が地域交流事例を紹介
多摩区と区内の3大学(日本女子、専修、明治)でつくる「多摩区・3大学連携協議会」は、昨年に続き2回目となるフェアを開催した。「地域のコミュニティー交流の促進」をテーマに各大学の取り組みを紹介。会場の多摩市民館には区民ら約100人が訪れた。

