市は、大規模災害発生時に全国からの緊急消防援助隊を受け入れるため、拠点整備に乗り出す。市消防総合訓練場(宮前区犬蔵)に通信設備を備えた作戦室や隊員が宿泊できる大部屋を設けた新施設を建設し、食料・燃料・資機材備蓄も充実させ、応援部隊の活動円滑化を目指す。
市長、地下鉄会計閉鎖は「失敗でなく前進」(2/7)
市長は定例記者会見で、地下鉄事業会計閉鎖について、「1~2千億赤字になる計画をH17年路線変更した結果、市財政にプラスになり、投じた40億は無駄でなかった。許可返上後、新技術で建設費を安くできないか検討したが、現段階では実現性が少ないと判明。選挙公約で「進めたい」と言ったのは読みが甘かった。検討は消えてはいない」と述べた。
●参考URL 「平成25年2月7日 市長記者会見記録」
市長、2013年度当初予算自己採点は89点(2/6)
市長は2013年度予算案を自己採点し、「昨年の85点を基礎とすると防災や子育てなど市民生活の安全・安心について力を入れて4点、ナノ・マイクロなど成長分野の前進が3点、小児急病センターや、行財政改革の成果還元で認定保育園の保護者負担軽減等が進んで2点の計9点加算したが、減債基金借入れがまだ続いているのでマイナス5点で89点。」とした。
●参考URL 「平成25年2月7日 市長記者会見記録」
市議会まち委、地下室マンション計画で請願採択(2/6)
麻生区の斜面地へ計画されているマンションが、地下部の建設規制について今後7月に厳格化する斜面地建築物条例に適合していないことなどから、周辺自治会からはこの計画について説明会を行うよう、また住民団体からは計画の抜本的変更を行うよう要望した請願がそれぞれ採択、趣旨採択となった。
●参考URL
1「請願第55号 (仮称)デュークガーデン上麻生マンション建設計画の説明会開催を求める請願」
2「請願第56号 荒川建設「デュークガーデン上麻生建築計画」の抜本的変更を求める請願」
3「請願第55号及び56号の資料」
市、PM2.5市内測定値をHPで公開開始(2/6)
市は、微小粒子状物質「PM2.5」の市内8カ所の観測局の測定値について、2013年1月にさかのぼった測定値をHPで公開。さらに年度内にはデータをリアルタイムで見られるよう改修する。市内では、1月以降に環境基準値の35μgを上回ったのは、2月1日に池上測定局で測定された36.2μg。
●参考URL
「市内の微小粒子状物質(PM2.5)の状況及び国際貢献に向けた取組について」
市、虐待児童のケア施設整備計画案発表(2/6)
市への2011年度の児童虐待相談が、1,320件と08年度の1.8倍に増加する中、市は、虐待された子どもに心理治療や人との関わり方の指導など総合的支援をする「こども心理ケアセンター」(仮称)の整備基本計画案を発表。民設民営の施設で、2013年度に設置・運営法人を選定、15年度のオープンを目指す。8日から3月11日まで市民意見を募り、結果は4月に公表予定。
●参考URL 「(仮称)こども心理ケアセンター整備基本計画(案)についての意見募集」
作業所での水道メーター分解事業が好調
市上下水道局が、毎年不要になる水道メーターを、障害者の就労支援施設「わーくす高津」に委託して分解し売却することで、分解せず売却するよりも51万円収入がアップした。この事業は11年度の現場職員が提案する業務改善運動の最優秀となったもので、周辺自治体からの視察も相次いでいる。
【参考】政府、地方公務員法改正案で評価制度導入へ(2/5)
政府は、地方公務員人事で能力や実績に応じた評価制度を導入するための地方公務員法改正案を今国会に提出する方針を固めた。地方公務員の人事管理を国家公務員並みに厳格化。また、退職者の民間への再就職斡旋禁止や、現役公務員による利害関係のある企業への再就職働きかけも規制。
●参考URL 「総務省 地方公務員法等の一部を改正する法律案の概要」
指定都市議長会、大都市制度創設で要望書(2/5)
全国20の政令指定都市の市議会議長でつくる「指定都市議長会」は、官邸で菅義偉官房長官に面会し、2012年の「大都市地域における特別区の設置に関する法律」の成立を踏まえ、特別自治市など各地の実情に応じた大都市制度の実現を求める20議長連名の要望書を手渡した。
市長、国の地方公務員給与削減要請で発言(2/5)
市長は定例記者会見で、都が国からの地方公務員給与削減要請に応じない方針を示したことに対し「川崎はどうするかまだはっきりしないが、これまでも行革を進め人件費を27%削減してきた。国の要請は理不尽だが、世の中の趨勢も考え、議会の考えも聞き、柔軟に考えたい」と語った。
●参考URL 「平成25年2月5日 市長記者会見記録」