年末恒例の「かわさき市民第九コンサート」が、麻生区の昭和音楽大学のホール「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」で開かれ、宮前フィルハーモニー交響楽団が市民合唱団200人らと出演。今回で23回目。例年使用するミューザ川崎シンフォニーホールが震災で損傷し、会場を移しての開催。
川崎の愛護団体が被災動物引取り呼びかけ(12/23)
福島第一原発事故に伴い住民が避難した地域に取り残された犬や猫の引き取りを呼び掛けるイベントが、JR川崎駅東口の商店街「銀柳街」で開かれた。開催したのは同区を拠点に活動する動物愛護団体「犬猫救済の輪」。
夢見ケ崎のレッサーパンダ「アン」がお披露目(12/23)
夢見ケ崎動物公園(幸区)で、レッサーパンダの「アン」が来園者にお披露目された。アンは、同園で結ばれた「陽陽(ヨウヨウ」と「川川(センセン)」の玄孫(ひ孫の子)で、埼玉県こども動物自然公園で生まれた。1歳6カ月のメス。
知事、がれき最終処分は「県産廃処分場で」(12/22)
東日本大震災で発生したがれきの受け入れを巡り、黒岩知事は定例記者会見で、がれき焼却後の最終処分に関して、原則として県の産業廃棄物最終処分場で引き受ける考えを示した。川崎、横浜、相模原の3政令市は焼却に前向きな姿勢を示す一方、最終処分には難色を示していた。
市長、県の震災がれき受け入れ発表でコメント(12/22)
市長は記者会見で、黒岩知事が発表した東日本大震災のがれき受け入れについて、「政令3市に県が入って処理をすれば、被災地に対するメッセージとして大きな意義がある」とコメントした。
市の10大ニュース発表、1位は藤子ミュージアム開館(12/22)
市は2011年10大ニュースを発表し、1位は「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館、となった。市が提示の65項目から、ネットなどを通じ市民1,878人が最大10項目を選んだ結果を集計。2位は東日本大震災による交通機関の乱れや計画停電など。3位はミューザ川崎天井落下、4位は南武線快速が33年ぶり復活、5位は浮島太陽光発電所運転開始となった。
市が共同申請の京浜臨海部総合特区が指定に(12/22)
川崎と横浜両市、県が共同で申請した「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」が国に指定された。両市臨海部に集積した産業や技術を活用し、医薬品・医療機器産業を活性化させることで国際競争力向上などを引き出すもので、今後、規制の特例措置などを国と協議していく。
(参考)県内20署、周辺施設と災害時の機能移転協定(12/21)
県内54警察署のうち20署が、大規模災害時に署の建物などが被害を受けた場合、管内の博物館や民間施設に署の機能を移転させ臨時拠点として使用する協定を取り交わしていることがわかった。こうした協定は東日本大震災前は川崎署、多摩署含む8署だったが震災後に急増した。
2010年の久地の床上浸水で 市が過失認める(12/21)
市は、高津区久地で2010年12月に起きた民家や工場計8軒の床上浸水について、関係する二ケ領本川の水門操作を自動化させていた市側に、浸水を発生させた責任を認める判断をしたと発表。同浸水で市側が過失を認めたのは初めて。
溝の口駅エスカレーターで 指切断の事故発生(12/21)
JR武蔵溝ノ口駅南口で、上りエスカレーターに乗っていた同区の会社員女性(55)が、手すりのベルトに左手を巻き込まれ、中指と薬指を切断する重傷を負った。市道路建設課によると、「女性の手袋の先が隙間に挟まった可能性がある」としている。

