かつて大山街道を往来する人や物資を運んだ多摩川の渡し舟「二子の渡し」が、高津区と瀬型役を結ぶ二子橋付近で、一日限定ながら86年ぶりに復活。地域の歴史的な資源を活用しようと、市民グループや行政などでつくる「大山街道アクションフォーラム」と高津区役所が主催。
コンビナートの安全確保テーマのシンポジウム開催(10/28)
東日本大震災を教訓に、石油コンビナートの安全確保などをテーマにしたシンポジウム「臨海コンビナート都市連携シンポジウム」が市産業振興会館で開かれ、約150人が参加した。川崎臨海部の立地企業20社で構成するNPO法人の産業・環境創造リエゾンセンターの主催。
市、高層住宅に備蓄倉庫設置の要項制定へ(10/28)
市まちづくり局は、新たに建てられる10階以上の高層住宅について、食料や水などを蓄えておく備蓄スペースや防災トイレの設置を促す新たな「要項」を制定すると発表。11月8日から一カ月間、市民から意見公募(パブリックコメント)などを受け付ける。
市、ミューザホール再開を2013年4月と発表(10/27)
市は、東日本大震災で天井が崩落した「ミューザ川崎シンフォニーホール」(幸区)が2013年4月1日に営業再開すると発表。2012年中に復旧工事を完成させ、その後、パイプオルガン調律などを行う。再開日には式典の他、同ホールを本拠地とする東京交響楽団によるコンサートなどが行われる。
登戸研究所資料館で 風船爆弾を知る展示(10/26~12/17)
太平洋戦争末期に開発された「風船爆弾」にまつわる現場を写真でたどる企画展「風船爆弾の風景2011」が、明治大学生田キャンパス(多摩区)内の同大平和研究所資料館で始まった。12月17日まで。
聖マリ医大で 女性がん患者向け化粧講座(10/26)
麻生区の聖マリアンナ医科大ブレスト&イメージングセンターで、「がん治療の力になるメイクセミナー」が開催。患者12人が参加し、日常生活を明るく変えるための化粧法を学んだ。医療用かつらなどを扱う「スヴェンソン」(港区)などが、女性がん患者の生活を支援しようと取り組む「ハート・プロジェクト」の一環。
市人事委、市職員月給0.2%引き下げ勧告(10/26)
市人事委員会は、市職員の月給を平均813円(0.2%)引き下げるよう市長らに勧告した。月給の引き下げ勧告は3年連続、期末・勤勉手当(ボーナス)は3年ぶりに据え置いた。12月から実施される見通し。
中国企業、市のバイオマス発電所を視察(10/26)
中国最大の発電設備製造・大型電力工事請負企業グループ「中国東方電気集団」(四川省)の訪問団が川崎市を訪れ、川崎区扇町の川崎バイオマス発電所などを視察。東宝電気集団は中国政府直属企業で、市が産業交流をしてきた江蘇省宜興市の経済開発区に工場がある。
外国人客へ向け 市内観光モデルツアー開催(10/25~26)
川崎に外国人客を呼び込む取り組みとして、市と市観光協会は、市内大学と専門学校に通う留学生をモニターとした市内観光モデルツアーを開催した。市内の観光スポットを巡った外国人の感想や意見を直接聞き取り、今後の観光政策に活用する狙い。
市、「市民アンケート」2011年度第1回結果公表(10/25)
市は、「2011年度第1回かわさき市民アンケート」の結果を公表。震災後の新たな備え(複数回答)については「水・食糧などの備蓄」が57.7%が最多、次いで「非常用の物資備蓄」(51.0%)、「災害時連絡先や集合場所のルール決定」(27.9%)が続き、「特に準備していない」は18.1%。対象者3千人のうち1,452人(48.4%)が回答。