市の包括外部監査報告を受け取った市長は、「公有財産の安全性や有効活用は重要な課題だ。厳しい財政状況の中、より効率的な管理・運営を図る必要がある」と話した。
市監査報告で「随意契約額が誤解招く」と指摘(1/26)
市が08年度に発注した緑ヶ丘霊園(高津区)の清掃業務委託など、霊園関係の随意契約約28件のうち16件が、競争入札を行わない随意契約上限の100万円に近い90万円台で随意契約が結ばれていたことが、市の包括外部監査でわかった。同じ作業で期間を分割した契約もあり、監査人は「意図的に100万円未満にしたと誤解を招きかねない」などと指摘した。
市監査報告で 「マリエン」が過剰施設と指摘(1/26)
市の丸山邦彦・包括外部監査人は、09年度の監査結果報告書を市長らに提出、公表した。川崎区東扇島の市港湾振興会館(川崎マリエン)について「このような過剰な施設を造る必要があったのか、開設当時の計画が疑われる」と厳しく指摘。09年度の監査テーマは「一般会計における公有財産(不動産)の管理運営に関する公務の執行」で、08年度の財産管理が適切かなどを調べた。
市立今井中で 防災ワークショップ開催(1/25)
中原区今井仲町の市立今井中学校で、防災ワークショップが開かれた。2年生約70人が、地図上で災害時の危険を想定し、対処法を考える「災害図上訓練」に挑戦した。中学生が取り組んだのは、DIG(ディグ)と呼ばれる訓練で、指導する中原消防署によると、地域の防災訓練などで活用されているが、中学生が挑戦するのは珍しく、市内では初めてとのこと。
「地域と企業一体で」防災シンポジウム開催(1/25)
「地域と企業が一体となった防災まちづくり」をテーマにしたシンポジウムが、中原区のエポックなかはらで開かれ、消防団メンバーや市民ら約600人が参加した。市と、市自主防災組織連絡協議会の主催で12回目。
市内小中高生の「子どもの音楽の祭典」開催(1/24)
市内の小学生や中高生によるコンサート「子どもの音楽の祭典」が、幸区のミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。2004年の同ホール開館とともに始まり、6回目。小中学生約420人が参加した。
市立住吉中で 市内初 「災害図上訓練」実施(1/22)
自然災害に備え、自分たちの住む町について知ろうと、中原区木月住吉町の市立住吉中学校の2年生約110人が、地図を使用した「災害図上訓練」を行った。中学生を対象とした同訓練は、市内初の試みで、中原消防署が主催した。
市とJR、川崎駅に2改札と自由通路新設合意(1/22)
市は、JR川崎駅に北口自由通路と改札を新設することで、JR東日本と合意したと発表。2012年度に建設を始め、5~6年かけて完成させる。事業費は200億~300億かかる見通しで、市が5~6割を負担。この整備で、現在1ヵ所しかない改札口が3ヵ所に増える。
「宮前区防災フェア」開催(1/21)
地域住民に防災の重要性をアピールする「宮前区防災フェア」が、宮前市民館などで開かれた。同区まちづくり協議会と区の主催で、2回目。
フロンターレ、市の競技場改修基金へ寄付(1/21)
サッカーJ1・川崎フロンターレは、サポーターからの寄付金約57万円を、本拠地・等々力陸上競技場(中原区)の全面改修を目指す川崎市の基金に寄付した。市長は、全面改修後は「最低でも3万人以上収容にする」と述べた。