等々力緑地の再編整備へ東急ら新会社設立(1/13)

中原区の都市公園・等々力緑地の再編整備や運営を担う新会社「かわさきとどろきパーク」が13日、設立された。新会社は東急、富士通、川崎フロンターレなど9社が出資。社長は東急の小井陽介・社会インフラ副事業部長。9社は昨年11月同緑地の事業を約577億円で落札し、新会社は年度内に市と30年間の事業契約を結び、民間資金を活用するPFI方式で「球技専用スタジアム」などの施設整備を進める。

川崎の産業・観光の知識を問う「ようこそ!かわさき検定」 受講者募集(1/12)

川崎商工会議所などは市の産業や観光に関する知識を問う「ようこそ!かわさき検定」の受講者を31日まで募集している。検定は「川崎産業観光検定試験」が前身。京浜工業地帯の歴史や初代の市長名など4択式35問と記述式2問で、100点満点中70点以上で合格。合格者は川崎産業観光ガイド養成講座の受講資格が得られ、講座卒業で正式に観光ガイドに。2021年は116人申し込み71人合格。試験日3月12日。受験料1650円。

富士通フロンティアーズ日本選手権2連覇 優勝報告会(1/11)

アメリカンフットボール日本選手権「ライスボウル」で2連覇を達成した富士通フロンティアーズの優勝報告会が11日、大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」(中原区)で開かれた。フロンティアーズは市の「かわさきスポーツパートナー」として市民のスポーツ振興に貢献。2022年度の社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」も無敗で2年連続7回目の日本一になり、市は8回目の「市スポーツ特別賞」を贈った。

救急出場過去最多84,776件 2022年消防局(1/6)

市消防局は6日、2022年の火災・救急概況(速報)を発表した。救急出場件数は84,776件の過去最多で前年比14,893件(21.3%)増、1日平均の出場件数232.3件で約6分12秒に1件の割合。搬送人員は67,183人(同9,343人(16.2%)増)で市民の22.9人に1人の搬送に。年齢別では65歳以上の高齢者が55.9%(同0.4ポイント増)。火災件数は345件(同18件減)、1日あたりの発生件数は約0.9件。119番通報受信件数は103,084件(同16,839件(19.5%)増)で1日平均受信件数は約282.4件(5分06秒に1件)。

3年ぶり伝統行事の流鏑馬に200人 高石神社(麻生区)(1/9)

麻生区の高石神社で9日、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった流鏑馬神事が行われ、約200人が来場した。約370年前に始まったとされ、地域に受け継がれてきた伝統行事。江戸時代から農耕馬を使っていたが、事故などのため馬を用いず地面に立ったまま矢を放つ「歩射」になったという。1989年発足した「高石神社流鏑馬保存会」が「伝統を絶やすわけにいかない」として継承、実施した。 

「二十歳(はたち)を祝うつどい」に5746人 交通規制や手荷物検査も(1/9)

「成人の日」の9日、市では「二十歳(はたち)を祝うつどい」がとどろきアリーナ(中原区)で3回に分けて開催され、計5746人が参加した(昨年比417人減、対象13,891人)。昨年に続き感染防止のため、会場には体温を測る機材が置かれ、国歌と市歌は斉唱せず音源の放送のみとなった。昨年、会場周辺で車の暴走や酒によるトラブルがあったため、交通規制や酒などの持ち込みを禁止し、会場近くに手荷物検査所を設置した。

照明塔を「見送る会」ファンら800人 旧川崎球場(1/7)

プロ野球・大洋ホエールズとロッテオリオンズの本拠地だった旧川崎球場(川崎区)で7日、古い照明塔の撤去作業が進むなか、野球ファンら約800人が集まり照明塔を「見送る会」が開かれた。1954年に6基設置された高さ39メートルの照明塔は、改修を経て「富士通スタジアム川崎」としてアメリカンフットボールの試合などが行われているが、老朽化のため撤去を決定。当日は昨年急逝したロッテの村田兆治投手をしのぶ献花台も設けられた。

コロナワクチン南部接種会場を閉鎖 1月末で(1/5)

市は5日、新型コロナウイルワクチンの集団接種会場3か所のうち、南部会場(川崎区・日本生命川崎ビル)を1月末で閉鎖すると発表した。2月には集団接種会場の利用者が減る見通しで、接種可能な医療機関が多い南部での会場の終了を決めたとしている。2月以降は中部(中原区)と北部(麻生区)の2会場で受け付ける。

川崎宿起立400年を迎えた川崎を新しい拠点に 市長・議長賀詞交換会(1/5)

福田市長と橋本市議会議長主催の新年賀詞交換会が5日、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開かれた。市長は、東海道川崎宿起立400年を迎えた川崎を人や物、情報が行き交う新しい拠点にしたいと述べ、川崎発展の象徴の役目を担ったJFEスチールの9月休止という歴史的な転換を迎える機会を捉え、新しい発展の場にしたいと決意を語った。議長は来年の市制100周年に向け抱負を語った。

市制100周年へ向け持続可能な地域社会づくりを 市長年頭あいさつ(1/4)

福田市長は4日、局長ら幹部職員115人を前に年頭の挨拶を行い、コロナ禍で様々なことが傷み、私たちの真価が問われていると指摘。来年7月1日の市制100周年に向け、多くの市民とともに次の100年を見据えた持続可能な地域社会づくりに取り組みたいと語った。また、昨年多発した事務ミスや不祥事は市民の信頼を失いかねないとし、ミスを生まない環境づくりへのディスカッションを要望した。

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