市は、商業活性化支援の指針となる「商業振興ビジョン」を発表。市が同ビジョンを見直すのは7年ぶり。商店街単位の支援だけでなく、商業集積地を5つのエリアに分けて特色を生かし、複数の商店街や近隣の大型商業施設などを一体的にとらえた新たな振興策を進める。
市の外国語版観光情報サイト開設(5/28)
市は、外国語版観光情報サイト「Discover Kawasaki」を開設した。外国人観光客向けに英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で対応する。約280枚の写真を使い、観光名所を「川崎」「小杉」などの地区や文化・歴史などテーマ別に紹介。アドレスはhttp://www.travelkawasaki.com/
市総合水防訓練が麻生水処理センターで開催(5/28)
梅雨期の河川の増水や土砂崩れなどの災害に備える、市総合水防訓練が麻生水処理センターで行われた。市の主催で5回目。市消防局と、麻生区役所、麻生署、地域住民などのほか、隣接する東京都稲城市の市消防本部が初参加。
市施設修繕の随意契約で 不適切処理760件(5/27)
市は、庁舎や学校、市施設の修繕工事の随意契約で、複数の見積書を正式にとっていないなどの不適切処理が2007・2008年度の2年間で767件あったと発表。市は、課長級30人を文書注意した。中には、本来ならば入札対象の1,700万円かかる学校グラウンドの囲いの補修工事を、不当に7つの契約に分割し、随意契約にしていた例もあった。
「川崎産業観光ツアー」開催、応募が殺到(5/27)
「工都・川崎」の魅力あるスポットを訪ねる「川崎産業観光ツアー」が開催され、当初の定員45人を大幅に上回る応募が殺到。市内外からの91人が参加し、臨海部のコンビナートなどを巡った。
市長マニフェストの評価報告書、NPOが提出
阿部市長の4年前のマニフェスト「川崎ルネッサンス・市政改革プラン」の評価を、市長の後援会組織「川崎ルネッサンス」事務局が第三者のNPO法人自治創造コンソーシアムの「ローカル・マニフェスト評価研究委員会」に委託し、報告書が完成。委員長の廣瀬克哉法政大教授らが、「総合評価77点」とする報告書を市長に手渡した。市長は「若干厳しいが、こんなものかなとも思う。きちんと客観的に評価されたものと考える」と述べた。廣瀬委員長は「手堅いマニフェストになっていたこともあるが、総合計画の進捗を管理し、政策を進めている点では高い評価になった」と話した。
議会基本条例案に 市民意見15件集まる(5/25)
川崎市議会は、制定を目指している議会基本条例に対し、市民から15件の意見が寄せられたことを明らかにした。市議会では条例素案を4月にまとめ、同23日から5月22日までパブリックコメント方式で意見を募集していた。
宮前区に「こどもサポート南野川」開設(5/25)
子育て相談や不登校の児童への学習支援など、市内初の総合的な子ども支援に取り組む「こどもサポート南野川」が、宮前区野川の旧南野川小学校付属幼稚園施設でオープンした。
市役所と3区役所、駐車場有料化開始(5/25)
市役所本庁舎と中原、多摩、麻生の3区役所の駐車場6か所で、利用の有料化が始まった。幸、高津、宮前の3区役所の駐車場5か所でも6月8日から開始の予定。年間約6,600万円の歳出削減などの効果が見込まれている。
戦争の遺構「旧陸軍登戸研究所」見学会開催(5/23)
戦時中、偽札作りや毒ガス兵器の開発をしていた「旧陸軍登戸研究所」の見学会が、建物3棟が残る多摩区の明治大学生田校舎で開かれた。うち、木造棟は6月に解体される予定。