青色回転灯を備えた市防犯パトロールカーの出発式が市役所第3庁舎で行なわれ、市長と関係者ら約40人が出席。県警OBなどの「安全・安心まちづくり対策員」が乗車、防犯PRや住宅の防犯診断で活躍する。防犯パトカーは軽自動車で、警察車両と似た白黒の車体。市内を巡回、戸建て住宅やマンションなどを訪問し空き巣などの防犯対策を無料診断する。
市の福祉産業振興拠点「K-WIND」オープン(7/10)
市が推進する福祉産業振興の拠点となる「かわさき福祉開発支援センター(K-WIND)」が、市産業振興会館7Fにオープンした。市が独自に認証する福祉製品のガイドライン「かわさき基準(KIS)」を産業界に発信し、市内製造業などに福祉分野への参入を促していく狙い。
市、トナミ運輸を調停勧告不受諾で公表(7/9)
運送大手トナミ運輸川崎支店の増築工事で、住民グループが計画見直しを求め建築等紛争調整条例に基づき調停申請したのを受け、市は、トナミに対し調停受諾勧告。同社がこれに応じなかったことを「正当な理由がない」として、事業者名など「事実公表」した。市が建築紛争で公表したのは初。トナミ社は「法律に基づいて建築を進めており、違法行為はしていない。事実公表は誤解を招く恐れがあり遺憾。弁護士と対応を協議する」としている。
市教委職員が学校視察、生徒や保護者と意見交換(7/8)
学校現場と行政の相互理解を深めるため、教育長や教育委員会職員が学校を訪れる「スクールミーティング」が、多摩区の枡形中で開催。職員19人は、授業を視察、校舎の設備も確認した。教育行政の参考にしようと07年度にスタート、小中高校各1校で実施。08年度は一回目。代表の生徒や保護者ら28人との意見交換も行った。
市内中小企業、景況感悪化(川信調査)(7/8)
川崎信用金庫は、市内の中小企業を対象に実施した08年4-6月期の企業動向調査の結果を発表。全体の業況DI(「好転」と答えた割合から「悪化」と答えた割合を引いた値)はマイナス25.5となり、前期(1-3月期)に比べ6.7ポイント悪化。7-9月期は全体の業況DIがマイナス35.2とさらに9.7ポイント悪化する見通し。各業種で原材料・仕入れ価格の高騰が響いた。
市、前病院事業管理者を医療施策アドバイザーに(7/8)
市は、医療施策などで助言する市医療アドバイザーを新設し、前病院事業管理者の武弘道さんを起用すると発表。9日付けで就任。武さんは公立病院の再建で実績があり、05年4月市が招聘、初の同管理者に就任。08年3月、市立病院の経営改革に一定の成果を挙げたとして任期一年を残し退任。保健・医療・福祉分野の施策で指導・助言してもらう予定。
宮前区のセブンイレブン 防犯呼びかけ掲示(7/8)
宮前区のコンビニエンスストア「セブン-イレブン」14店舗で、防犯を呼びかけるサインホルダーが設置された。区内で自転車やオートバイの盗難が昨年から増えているため、宮前署が発案。サインホルダーは縦30cm、幅21cmでアクリル製、チラシを挟める。乗り物盗難が発生していることを知らせる掲示をし、レジカウンター付近に設置。
川崎と狛江の小学生 多摩川干潟観察で交流(7/7)
多摩川流域の環境学習に取り組んでいる川崎区東大島小5年生と、東京都狛江市の市立第6小4年生の児童約130人が、河口近くの殿町干潟で合同学習会を行なった。干潟や生き物の観察を通じ、中流域と下流域の違いについて理解を深めた。市民団体「多摩川クラブ」の主催する「多摩川塾」で両校の校長と教諭が知り合ったことから実現した。
キャンドル灯し 温暖化防止キャンペーン開催(7/7)
電灯を消してキャンドルを灯し、地球温暖化防止をPRするイベントが川崎区のラ・チッタ・デッラで開催。シンボルの「ガラスのタワー」が2時間消灯、噴水広場に市民のメッセージが書かれたキャンドル約千個が並べられた。川崎市や神奈川県などが参加する8都県市首脳会議が主催する「エコウエーブ」の一環で、横浜コスモクロックやランドマークタワーも消灯。
市産業振興財団 設立20周年記念式典(7/7)
市産業振興財団の設立20周年を祝う記念式典が、同財団が入居する市産業振興会館で開催。式典に先立ち、会館前では「工業都市川崎発祥の地」記念碑の除幕式も行なわれた。