「しんゆり・芸術のまちづくりヨーロッパ交流団」一行は、欧州における芸術の取り組みを学ぶため、8日から10日間、市の友好都市ザルツブルクを始め、ドイツ主要都市を視察予定。これに先立ち市長を訪問、市国際交流使節としての認証証とドイツ・ザルツブルク市のシャーデン市長あての親書を受け取った。交流団メンバーは、地元の音楽関係者ら10人で構成。
市、09年度予算編成方針発表(9/5)
市は、09年度予算の編成方針を発表。原材料高騰などの影響で、見込んでいた39億円の財源不足よりもさらに厳しい状況が予想されるため、市は「一層の行革や施策の見直しを断行する」としている。財源不足を補うため、各部局の要求基準で「実行計画の一般財源比でマイナス5%の範囲内」との枠を設けた上で、30億円の支出を削減。残り9億円の不足は、施策見直しや行革促進などでまかなう方針。
市、行政サービス機能の再編整備へ(9/2)
市は、市内各所の行政サービスコーナーと3連絡所を再編整備する考え方を発表。現在、7区役所、2支所、4出張所、主要5駅に設置されている機能を、転入してきた市民にもわかりやすくするため、「区役所」「区民センター(仮称)」、「行政サービスコーナー(仮称)」の3種類に整理し、提供サービスを明確化する。併せて各区役所の市税部門を専門組織として集約、新たに4ヶ所の「市税事務所(仮称)」を設置したいとの考え。
市・区役所駐車場、09年度より1時間以上有料化(9/2)
市は、市役所と区役所の駐車場の、1時間以上の利用を09年度から有料化する方針を固めた。入庫待ち車両による交通渋滞や混雑を解消する一方、経費削減も実現しようという方針。9月5日から一ヶ月間、市民からパブリックコメントを募集し、導入内容を検討する。
市、「再生フロンティアプラン」進捗状況公表(9/2)
市は、新総合計画「川崎再生フロンティアプラン」の第一期実行計画(2005~07年度)の進捗状況をまとめ公表。当初設定した課題255件中、順調に課題解決されているのは182件で、達成率71.4%だった。また、これらの課題に伴い設定した1,004件の事務事業のうち、目標を上回ったものや、ほぼ達成したものの合計は944件で、94%の達成率としている。
市総合防災訓練開催(8/31)
9月1日の防災の日を前に、川崎市総合防災訓練が、宮前区内で行なわれた。行政と企業、地域jの自主防災組織など計69機関、約5600人が参加。
上平間第二町会、転倒防止対策調査実施(8/29)
中原区の上平間第二町会は、家具の転倒防止対策について住民アンケートを実施。6割が実施していると回答、「倒れるものを置いていない」「寝室に家具を置いていない」などの回答を加えると7割近くが何らかの対策を進めていた。調査は6月末から1カ月間、町会の全1290世帯を対象に実施。605世帯から回答を得て分析。同町会は木造家屋が密集する地域で、特に高齢者が多く暮らしている。
小杉町中央地区再開発、都市計画決定(8/26)
市民館や低層住宅などが密集する小杉町3丁目中央地区の再開発事業が、市都市計画審議会で議論され、賛成多数で都市計画決定された。高さ約160メートルの高層マンションと商業施設などが2013年度後半に完成。計画地はJR南武線沿いの約1.1ha。
市バス検討会、検討結果を市長に答申(8/26)
市営バスの経営改善計画「ニュー・ステージプラン」の評価と今後の経営の方向性について、3月に諮問を受けた市バス事業経営問題検討会は、市長に答申した。給与水準の見直しを不十分とした上で、需要動向に合った全路線・ダイヤの見直し、サービス向上や増収策の徹底などを進めるよう提言。
市、麻生区に新たに特別緑地保全地区指定(8/26)
26日に開催された市都市計画審議会で、市域に残された貴重な斜面緑地を保全するため、麻生区黒川の3地区計3.6ヘクタールを特別緑地保全地区に指定することが承認された。市域のまとまった樹林地は03年には697ヘクタールだったが、07年には652ヘクタールと45ヘクタール減少している状況。