マイクロ化学技研、残留農薬簡易検査キット発売(5/12)

高津区のかながわサイエンスパーク(KSP)に入居するマイクロ化学技研は、従来製品と比較し約2000倍の感度で農作物の残留農薬を検出できる低価格の簡易検査キットを開発、発売。同社は東大の研究者が立ち上げたベンチャー企業。食の安全への意識が高まる中、農家や食品加工会社に販売する予定。

女子学生対象防犯教室開催(5/11)

小田急線沿線の大学や専門学校に今春入学した女子学生を対象にした防犯教室と護身術訓練が、麻生署で開催。約20人が熱心に学んだ。道場では、暴漢に前から腕をつかまれたとき、横から腕を組まれたとき、羽交い絞めにされたときなどの対処法が指南された。

市セーフティサイクルフェア開催(5/10)

市内で多発している自転車事故を減らそうと、市セーフティサイクルフェアが、市交通安全対策協議会と市交通安全協会の共催で開催された。交通ルールの知識や実技を問う競技大会が開かれ、小学生ら13チーム52人が真剣な表情で取り組んだ。

歴史ガイド協会、田島地域歴史読本刊行(5/9)

NPO法人かわさき歴史ガイド協会は、田島地域の身近な史跡などを紹介した「身近な街の歴史・史跡ガイド」700部と、地元の高齢者の話をまとめた「かわさきの思い出」500部を作製。作製にあたり市の助成金を得た。川崎区内の学校計32校、市内図書館24館で閲覧可。

幼児向け環境教育プログラムを市が協働で作成(5/9)

市は、社団法人川崎市幼稚園協会と協力して、初の幼児向けの環境教育プログラム「つながり・たのしむ・あそび集」を作成。見て触って遊びながら自然とのつながりを子どもたちに感じてもらう内容で、教諭向けに授業手順・指導方法などをまとめた。2200部作製、市内全85の幼稚園に配布。

胡主席、JFEリサイクル工場視察、市長出迎え(5/9)

中国の胡国家主席が川崎区のJFEグループのペットボトルリサイクル工場を視察した。出迎えた阿部市長は「川崎が環境先進都市であることが理解されたと思う。環境技術による国際貢献にさらに弾みをつけたい」と期待した。市内に国家元首が訪れたのは、3月のクロアチア大統領以来2回目。

市長、公害調整委裁定に「不本意」(5/8)

宮前区に東急電鉄が購入した土地の土壌汚染は、隣接した川崎市の土地の汚染が原因のため、市に責任があるとした公害調停委員会の裁定に対し、阿部市長は「市としてはきわめて不本意。(汚染が)市の排出物処分に原因があるのか特定できないのに、因果関係があっさり認定されてしまった」と述べた。

東急電鉄の土地汚染、市に48億賠償命令(5/7)

公害調停委員会は、東急電鉄がマンション建設を始めた敷地から鉛やヒ素、トリクロロエチレンなどの有害物質が検出され開発が中止になった件で、川崎市が隣接地に焼却灰や廃家電を埋め立てたことが汚染の原因と認定。市に対し、賠償金48億円を払うことを命じた。公害調停委の裁定は、公害をめぐる損害賠償などの紛争を裁判に準じて管理する手続き。

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