架空発注34件148万円 上下水道局職員2人懲戒免(8/25)

市上下水道局は25日、40~60代男性職員4人が2010年度以降に計34回、約148万円分の物品を架空発注したとして2人を懲戒免職、残り2人を停職1か月、監督責任などを問われた職員を含め計16人を懲戒処分にした。4人は買うつもりのない補修材などの名目で市内の小売店3店に架空発注し、作業に使う手袋など契約と異なる物品を入手、差額を小売店でプールさせていた。免職の2人は納入した物品の一部を私的流用していた。

24年度から図書館指定管理者制度導入へ 市教委承認(8/23)

市教育委員会は23日一部非公開で臨時会を開き、市立図書館への指定管理者制度導入を盛り込んだ計画案を承認した。計画では2024年度から幸、宮前、麻生図書館と全分館で同制度を導入。中心的な機能を担う中原と、川崎、高津、多摩図書館は直営とし、同制度を導入する図書館を指導・評価する。市民団体「川崎の文化と図書館を発展させる会」は陳情書を提出、計画案の見直しを求めていた。

安倍元首相の国葬シール投票で賛否可視化 登戸で市民団体(8/21)

沖縄の基地問題に関心ある市民団体「沖縄の映画を観よう!かわさき」が主催して、9月27日に実施予定の安倍元首相の国葬への賛否を問うシール投票が多摩区の登戸駅デッキで21日行われた。「税金を使って国葬?」と掲示されたパネルを駅前の2か所に設置、約1時間の呼びかけで206人が投票、反対174人、賛成28人、保留4人だった。同団体によるシール投票は4回目、斎藤彰代表は一般の人の意見をシールの数で可視化したいとの思いから取り組むとしている。

政令市50年記念 当時の本など中原図書館から巡回展(8/17)

政令指定都市として50年の節目を記念して、当時の本などを展示する巡回展が17日、中原図書館で始まった。初日に展示されたのは1972年の「日中国交正常化」に関する本や当時出版された絵本など約50冊。当時の伊藤三郎市長の「風格と魅力のまちへ」と題した市政だよりの記事や政令市誕生を報じた新聞紙面も読める。展示は9月1日まで。来年3月まで他の6区の図書館を巡回して展示する。

市会常任委などオンライン開催 本格実施(8/15)

市は15日、市議会常任委員会などのオンライン開催を本格実施すると発表した。対象は常任委と議会運営委、正副委員長会議などで、本会議は対象外。必要なパソコンやヘッドホンなどは議員自身が用意する。議員が新型コロナウイルス感染の陽性者となったり大規模災害で集まることができなくなったりした場合でも、会議が可能となる。国の通知を受け3月に市条例を改正、5~7月に試行していた。

半旗掲揚で市に抗議文 市民団体(8/12)

安倍元首相の葬儀に合わせて市教育委員会が市立学校に半旗掲揚を依頼した問題などを巡り、市民団体「沖縄の映画を観よう!かわさき」(斎藤彰代表)が12日、福田市長宛に抗議文を提出した。市立学校への半旗掲揚の依頼については教育基本法が定める政治的中立を侵すとし、各区役所や市民館など公共施設への依頼については市民にとって弔意の強制に他ならないとしている。9月27日に予定の国葬について、各施設に弔意表明を依頼しないよう要請した。

福田市長新型コロナ陽性判明 19日まで自主療養(8/10)

市は10日、福田市長(50)の新型コロナウイルス陽性が抗原検査で判明したと発表した。9日夜に帰宅後37.8度の熱があり、抗原検査キットで陽性が判明、翌10日はリモートで執務した。症状は軽症、医療機関の業務逼迫を避けるため、受診はせず19日までセルフチェックで「自主療養」する。市職員に3人の濃厚接触者がいたという。

コミュニティー交通導入へトライアル運行を支援(8/9)

地域住民が取り組むコミュニティー交通の導入を進める市では、設定したルートで車両を走行させ、住民が利用することで正確なニーズ把握などを目指すトライアル運行の実施に向けて支援する。9日に神奈川トヨタ自動車(横浜市神奈川区)と協定を締結、費用を最大150万円補助し、必要に応じて車両を提供してもらう。本年度中に宮前区平地区と麻生区片平地区でトライアル運行を実施の予定。

 地域文化財「乙女文楽」の若手公演 人形劇団「ひとみ座」(8/8)

市の地域文化財「乙女文楽」の若手公演が8、9日に市自治総合会館ホール(中原区)で開催される。乙女文楽は、男3人がかりで一体の人形を使う人形浄瑠璃「文楽」を一人でも演じられる形にし、大正末期から昭和初期に文楽の人形遣い五世桐竹門造らが考案した。技芸を伝承するのは市を拠点に活動する人形劇団「ひとみ座」。今回、若手や中堅の育成を目標に源義経にまつわる舞踊劇と母娘の絆を描く人情劇の2演目を公演する。

日本国際バレエフェス開幕 カルッツかわさき(8/8)

川崎から世界へ羽ばたくバレリーナ、ダンサーを育成する日本国際バレエ協会主催の「日本国際バレエフェスティバル」が8日、カルッツ川崎(川崎区)で開幕した。8~11日のコンクールにはクラシックバレエ、ジャズダンスなど4ジャンル計14部門で男女326組が参加。11日は国際的に活躍するダンサーのガラコンサート、14~19日は市国際交流センターでワークショップ(中原区)を開く。

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