二重行政解消、迅速柔軟な行政運営に 特別市構想で市長(7/27)

政令市が道府県から権限や財源の移譲を目指す「特別市自治市構想」を巡り、市・横浜・相模原の3市長が共同会見を開き、地域特性を踏まえた地方自治の実現が必要として特別市の法制化を目指す考えを改めて訴えた。福田市長は「特別市となることで二重行政を解消し、迅速で柔軟な行政運営ができ、県は特別市以外の市町村により注力できる。県の財源不足への懸念は根拠となる数字を県が提示した上で県・3市で調査・研究を行いたい」と述べた。

濃厚接触者の特定せず、臨時休園も原則なし 保育施設(7/26)

市は26日、厚生労働省の通知を踏まえ、保育施設での新型コロナウイルスの陽性者が出た場合の対応を見直し、今後は園内の濃厚接触者を特定しないとした。原則として臨時休園措置も行わない。オミクロン株は感染力が強い反面、重症化しづらい特徴があり、子どもが園内の濃厚接触者と特定されたり、臨時休園することで保護者に負担がかかることを考慮した。一方、園児や職員の同居家族が陽性となった場合は、濃厚接触者として5日間の登園・出勤停止となる。

4回目ワクチン接種 接種券なしでも可能に(7/26)

政府が新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の対象者を18~59歳の医療従事者や高齢者施設などの職員に拡大したことを受け、市は26日から大規模接種会場などでの接種券なしの予約を受け付ける。本来は接種券の発行手続きが必要だが、発行まで2,3週間かかるため、8月2~21日は接種券なしでも可能に。川崎、高津、麻生区の会場で米モデルナ製ワクチン。3回目接種から5か月たっている必要がある。

幸、中原区拠点のチア「バンビーズ」 世界一報告(7/26)

幸、中原区を拠点に活動する「川崎キッズチアリーディングクラブ バンビーズ」が4月に米国で開かれた世界大会「ザ・サミット」の部門別で優勝したのを受け、26日福田市長に結果を報告した。バンビーズは2003年創部で現在、幼児~高校生約60人が所属。3月の国内大会に優勝し、62チームが参加した17歳以下の難易度が上から2番目の部門で、小5~高2の20人が出場して頂点を極めた。

新型コロナウイルス過去最多3291人感染 初の3千人超え(7/23)

市は23日、3291人の新型コロナウイルスの新規感染を発表した。3000人を超えるのは初めてで3日連続で過去最多を更新した。また、ともに80代の麻生区の女性と中原区の男性の死亡も発表された。2人の感染者がいた川崎区の高齢者デイサービス施設で新たに利用者と職員6人の陽性が判明、計8人のクラスターと認定した。

福田市長コロナ濃厚接触者に 家族に陽性者(7/20)

市は20日、福田市長が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と特定されたと発表した。症状はなく、待機期間中は自宅などでの執務を予定、出席予定の公務は副市長が出席する。20日の市長記者会見は初のリモートで実施された。20日に家族の陽性が判明、医師から濃厚接触者に該当との連絡を受けた。市長は3回目のワクチン接種を終えている。

放置バス行政代執行で撤去へ 東扇島の公園(7/15)

市は15日、川崎区の東扇島東公園に1年以上放置されている大型バスを行政代執行により22日に撤去すると発表した。バスは昨年6月1日から止められ普通車6台分の駐車スペースが使えない状態。今月15日現在、駐車料金は約66万円が未払いとなっている。車両には落書きや窓ガラス損壊もあり治安の悪化も懸念された。行政代執行は4例目で、市はバス所有者に1日付で撤去を求める戒告書を出し期限の14日までに撤去されなかった。

新型コロナウイルス感染者3月3日以来の2,000人超え(7/15)

市は15日、2005人の新型コロナウイルスの新規感染を発表した。新規感染者が2000人を超えるのは3月3日の2096人以来。幸区の有料老人ホームで入居者6人の陽性が判明しクラスターと認定。川崎区の介護付き高齢者住宅で職員と入居者各1人、市南部の病院で職員1人の陽性が判明し、感染者は計28人。市立小学校4校、中学校1校の学級閉鎖、市内保育施設10か所の休園も発表された。

図鑑から飛び出した「恐竜・古代生物展」 カワスイ(7/15)

「カワスイ 川崎水族館」川崎区)で15日から特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち」が開催される。学習図鑑「角川の集める図鑑GET!」とのコラボで、巨大な図鑑を模した会場は約5億4千百年前から恐竜が絶滅した約6千6百万年前までを年表のようにたどる構成。ジュラ紀のトビエイの仲間「ポルカドットスティングレイ」などを水槽展示するほか、迫力ある恐竜のイメージ図なども。通常料金(大人2千円など)で9月25日まで。

 廃棄のおからをシュークリームに 高津区の企業「ten」(7/13)

高津区で地元産の食材にこだわったパンやお菓子を「Len」のブランドで製造販売している企業「ten」が13日、廃棄されるおからを使ったシュークリームを販売した。新商品「豆乳おからクッキーシュー」は食品大手キューピー(東京)と協同でカスタードと豆乳のクリームをブレンドし、濃厚な味わいに。大企業の開放特許を活用して中小企業の新製品開発などを促進する市産業振興財団の「知的財産マッチング」で実現。1個350円、年間販売目標は1万5千~2万個。溝の口などのLen3店で販売。

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