日本で初めて縄跳び競技「ジャンプロープ」のアジア選手権が24~28日間、カルッツかわさき(川崎区)で開かれる。ジャンプロープは縄跳びの一種で、1人で飛ぶシングルロープや複数人のダブルダッチ、時間内の跳躍数を競うフリースタイル種目などがある。各国の予選を勝ち抜いたアジア10か国、約740人が出場。国内の競技人口は約1800人、全世界は約5万人、近年はブレイキンやスケートボードなど若者文化の一つになっており、来年、市での世界大会開催が決まっている。
市制100周年記念多摩川マラソン参加者募集 新設部門も(7/15)
市は11月17日開催の「市制100周年記念かわさき多摩川マラソン」の参加者を15日から募集する。今回は10㌔を走り2人の合計タイムで競うペアランニング部門を新設、約2㌔の車いす部門などの募集枠も拡充した。市民枠の選考募集はなく各種目計7530人分の枠を用意、8月31日までに定員に達した場合はその時点で締め切る。特別ゲストに川崎フロンターレで活躍した中村憲剛さんやパラリンピックで金メダル15個獲得した競泳の成田真由美さんらが参加。
富士通陸上部拠点を市へ移転 26年4月に(7/3)
マラソン男子日本記録保持者の鈴木健吾選手らが所属する富士通陸上部が3日、2026年4月に活動拠点を千葉市から川崎市へ移すと発表した。同部は1990年に中原区で発足、97年に千葉市へ移転し、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)で3度の優勝を果たすなど日本陸上界をリードしてきた。今年4月に富士通は本社機能を市に移転、事業の集約を進めており、26年4月から「競歩・長距離」の選手らが本社機能を置く「富士通テクノロジーパーク」のある中原区を拠点にする。
スタジアム・アリーナのモデル施設に2施設選定 スポーツ庁など公募(5/7)
市は7日、スポーツ庁と経済産業省が街づくりや地域活性化の核となるスタジアム・アリーナのモデル施設として公募した「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に、等々力緑地に整備予定の球技専用スタジアムと新とどろきアリーナが選定されたと発表した。多世代の利用を意識して既存施設や公園を一体的に検討し立地特性を生かしたことなどが評価された。また民間活力の活用手法としてDeNAと京急電鉄が建設する京急川崎駅近くの川崎新アリーナ(仮称)も選定された。
富士通16年ぶり2度目の頂点 バスケ女子Wリーグ(4/15)
かわさきスポーツパートナーの「富士通レッドウェーブ」が15日、バスケットボール女子Wリーグでデンソーを破り16年ぶり2度目の優勝に輝いた。レギュラーシーズン1位の勢いのまま、プレーオフの準決勝・決勝を今シーズンのチームスローガン「PRIDE&PASSION」を体現して勝ち抜き頂点に。市は川崎市スポーツ特別賞を贈呈、本庁舎のライトアップも。富士通は1985年に中原区を拠点に創部、過去に全日本選手権3連覇の実績がある。
競輪特別会計初の弾力条項適用で予算13億円増 ネット投票売り上げ伸び
市などが主催する川崎競輪の本年度のインターネット投票が想定以上に増えたことにより、払戻金などの経費が大幅増の見込みとなり、市は25日、市競輪事業特別会計に弾力条項を適用し、歳出予算を13億円増額すると発表した。市の弾力条項適用は初。コロナ禍以降、車券のネット販売は大幅増加、前年度比約60億円増の約274億円の見込みで、売り上げ増により諸経費を除いても市は約1億円の黒字となる。
「UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu」 愛称・フロンターレ本拠地(1/23)
市は23日、サッカーJ1川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場(中原区)のネーミングライツ(命名権)を富士通(株)が取得、愛称が「Uvance(ユーバンス)とどろきスタジアムby Fujitsu」に決まったと発表した。「Uvance」は「Universal」と「Advance」を重ね合わせた造語。競技場のある等々力緑地の再編整備事業を進める東急や富士通などが出資の「川崎とどろきパーク」(KTP)がネーミングライツ料2,000万円の半額を市に納付。契約期間2月1日~2029年3月31日。
川崎大師で恒例の必勝祈願 川崎フロンターレ選手ら60人(1/11)
昨シーズン天皇杯を制したサッカーJ1・川崎フロンターレは11日、川崎大師平間寺(川崎区)で恒例の必勝祈願を行った。鬼木達監督や選手、スタッフら総勢約60人が訪れ、大本堂で行われた護摩法要で、新シーズンに向けての思いを新たにした。参拝後、選手らは18班に分かれ、恒例となっている市内商店街へのあいさつ回りに向かった。
大谷選手からのグローブ市に届く
米大リーグの大谷翔平選手から国内の全小学校へ贈られた子供用グローブが4日、市教育委員会に届き5日中に市立小学校114校と特別支援学校小学部3校の計117校に配布する。冬休み明けの9日以降、各学校では全校集会や学年集会などでお披露目を行う予定。グローブは右利き用2個、左利き用1個の計3個。「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」と書かれた大谷選手の手紙が添えられている。
ブレイキン・半井、湯浅選手 パリ五輪へ市長に抱負語る(12/12)
来年のパリ五輪で採用される新競技ブレイキン(ブレイクダンス)に出場が内定している市内在住の半井重幸(21)、湯浅亜実(25)の両選手が福田市長を表敬訪問、抱負を語った。半井さんはSIGEKIXのダンサーネームでブレイキンの「聖地」とされる市を拠点に活動、中国・広州で開催されたアジア競技大会で優勝、五輪出場を決めた。湯浅さんもダンサーネームAMIで活動、パリの国際大会で2度目の優勝を果たした。