県代表レベルのアスリート初の経費補助 最大20万円(7/15)

市は東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めようと、県代表を目指せるレベルの市のゆかりのアスリートに活動経費を補助する制度を創設した。市がスポーツ選手個人に補助する初の制度で、練習や用具の購入にかかる費用を最大20万円補助する。対象は夏・冬五輪とパラ、ユース五輪の正式種目で、市内在住。在勤。在学の個人。すでに県や関係団体から支援や指定を受けている人は対象外。年間5人程度の申請を見込み、予算は100万円計上。申請は9月18日まで。

幸区の中川部屋閉鎖へ 師匠が不適切指導か(7/11)

大相撲の中川部屋(幸区南加瀬)が、弟子へのパワーハラスメントなど親方による不適切な指導を理由に閉鎖される見通しとなった。師匠の中川親方(54)=元幕内旭里から人格を否定するような暴言を受けたなどと弟子から日本相撲協会に訴えがあり、外部有識者らで構成するコンプライアンス委員会が調査し、判断したとみられる。13日の協会臨時理事会で師匠の懲戒処分を含めて協議する。中川部屋は、退職した元春日山親方(元幕内浜錦)が率いていた旧春日山部屋を中川親方が2017年1月に継承した。

市施設予約システムに大量不正アクセス 野球場予約妨害か(7/10)

市は10日、公共施設利用予約システム(ふれあいネット)で大量の不正アクセスがあったと発表した。野球場の利用が多い約1700の個人や団体のアカウントがロックされたという。市によると各アカウントは誤ったパスワードを繰り返し入力すると自動的にロックされる。野球場を予約するためにライバルを減らそうと、意図的に誤ったパスワードを入力してアカウントをロックさせた可能性があるとみられる。市は8月以降の野球場の利用予約を見合わせ、原因を調べる。

川崎多摩川国際マラソン2年連続中止に(5/29)

市は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中原区の等々力陸上競技場を発着点に11月開催予定だった「川崎多摩川国際マラソン」」の中止を発表した。昨年も10月の台風19号による浸水被害で取りやめており、2年連続の中止となった。例年、約7千人が参加しており、昨年大会の参加予定者が今年は優先的に参加できる予定だったが、来年に持ち越す。

チェアマン特別賞にJ1川崎 発達障害児招待(5/12)

Jリーグは12日、全56クラブのホームタウン活動や社会活動を表彰する「シャレン!アウォーズ」の各賞を発表した。チェアマン特別賞に、発達障害児向けの観戦、サッカー体験ツアーを行ったJ1川崎が選ばれた。川崎はホームの大分戦で市内と大分から子どもたちと家族ら約60人を招待。パニックを抑えやすい部屋の特設、大型ビジョンの選手名の平仮名表示などで迎えた。「シャレン」とは、社会連携活動を基にした造語で、行政や企業、学校など3者以上の団体による社会貢献活動を指す。

市立校の休校来月6日まで延長 緊急事態宣言受け(4/9)

新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言を受け、市は9日、市立学校の休校期間をこれまでの4月17日から延長して5月6日までとするなど行政運営方針を発表した。市民生活を支える業務や福祉的業務は続けるが、市主催のイベントは中止や延期。図書館や市民館のほかスポーツセンターや野球場、テニスコートなどの市営施設も利用禁止する。市職員には休暇取得やテレワークを促進し、サービス休止により浮いた人手は、医療対策などの重点業務に回すことも検討する。

旧川崎球場照明塔の撤去を計画 22年度以降(2/6)

市は6日の市議会まちづくり委員会で、有志の市民らが文化財指定を目指している富士通スタジアム川崎(川崎区)に残る旧川崎球場時代の照明塔について、2022年度以降に撤去する計画を明らかにした。球場自体の文化財的価値は低減しており保存は難しく、21年度までに新たな照明塔を設置するという。外野フェンスについては今後も活用するが、改修等の対応が必要としている。同委員会は外野フェンスと照明塔を市指定文化財として保存するよう求める請願について「趣旨採択」した。

「かわさき多摩川ふれあいロード」 サイクリングコースの新愛称(2/4)

市は4日、多摩川サイクリングコースの新愛称が「かわさき多摩川ふれあいロード」に決まったと発表した。募集した401点の愛称の中から、最終候補を4点に絞り込み市民対象のウェブ投票の結果選ばれた。市内の多摩川沿いには多摩川サイクリングコース(幸区多摩川大橋―多摩区菅20.2㌔)と多摩川河口青少年サイクリングコース(川崎区殿町3丁目―鈴木町3.5㌔)があり、いずれも歩行者優先の「遊歩道」の位置づけだが、名称から自転車優先というイメージが浸透していた。愛称は両コース共通。

台風19号被災者支援1070万円寄付 フロンターレ(12/26)

サッカーJ1川崎フロンターレは26日、台風19号の被災者支援に役立ててほしいと市に1,070万円余を寄付した。寄付金はクラブからの1,000万円に加え、選手やスタッフ、サポーターらがホームの等々力陸上競技場などで集めた募金702,456円。マスコットのふろん太君とともに受納式に出席した長谷川幸雄シニアディレクターは「市民に支えられ、多くの恩をいただいている。今後も市民が困ったときに市民クラブとしてできることをやっていきたい」と話した。

ウィンブルドン・ジュニア優勝の望月選手にスポーツ特別賞(12/24)

市は24日、7月にテニスのウィンブルドン・ジュニア選手権の男子シングルスで優勝した望月慎太郎選手に、市スポーツ特別賞を贈った。望月選手は市立向小学校、富士見中学校出身で、同校1年の時から米・フロリダ州のIMGアカデミーにテニス留学し、6月の全仏オープン・ジュニアで四強入り。ウィンブルドン・ジュニアの日本勢の制覇は1969年大会の沢松和子選手以来で、男子では初。望月選手は「生まれも育ちも川崎。大好きな川崎で賞をいただき、今後苦しいこともあるかと思うが、川崎で育ったことを忘れず頑張りたい」と語った。

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