「ふるさと納税」返礼品に市バス小型車 寄付金1300万円(10/2)

市は「ふるさと納税」の返礼品として、市内を運行していた「バス小型車」2両をはじめ市バスならではの出品を始めたと2日、発表した。寄付金額1300万円でバス小型車1台、車両年式は2011年度、全長約7㍍、車幅約2㍍、高さ約1㍍、乗客人数は運転手1人、乗客35人、運転資格は大型自動車第一種免許(旅客運送の場合は大型二種免許)。この他70万円の寄付で車体についていた行先表示機「LED方向幕」1セット、1万4千円で廃車部品グッズセット、1万円でバス停標識がある。

自動運転バスの実証実験 来年1月開始(8/2)

市は2日、最先端の自動運転技術を活用した路線バスの実証実験を2025年1月から始めると発表した。全国初となる都県をまたぐ路線ルート(大師橋駅から多摩川スカイブリッジ経由で天空橋駅間4.4㌔)と1日30万人以上が利用する川崎駅前から市立川崎病院などの循環ルート(1.3㌔)で行う。1月下旬10日間、市民らが無償で乗車体験し運転手が走行を補助する「レベル2」から実験を始め、26年度から特定の条件下で運転手を不要とする「レベル4」を目指す。

市バス運転手を募集 採用枠拡大、教養試験廃止(7/8)

市は不足する市バスの運転手を確保するため8日、運転手(正規職員)の募集を始めた。採用予定数は昨年比約20人増の35人程度とし、受験可能年齢を49歳から59歳に拡大、1次選考の教養試験を廃止し民間企業で使われる適性検査「SPI3」を導入する。整備員は整備士資格のない人を対象に、資格取得の費用を負担して資格取得後に正規職員へ任用する養成枠を新設。応募は8月23日まで、12月下旬に合格発表予定、第2回募集を2~3月をめどに行う予定。

武蔵溝ノ口駅発車メロディ「Jupiter」に(7/1)

JR武蔵溝ノ口駅(高津区)の発車メロディが1日から洗足学園音楽大学出身でシンガー・ソングライターの平原綾香さんのデビュー曲「Jupiter」になった。同日に市制100周年を迎える市が、同区にある洗足学園創立100周年の節目に重なることから打診して実現した。平原さんは同大ジャズコースに在学、ホルスト作曲「木星」を授業で聴いてアレンジ、CDはミリオンセラーに。同駅南北自由通路では平原さんが後輩らと記念セレモニーを行った。

リニア地下掘削工事中止を 市民団体(6/28)

リニア中央新幹線の工事中止を求める市民団体「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」の天野捷一共同代表(市内在住)らは28日、記者会見し、JR東海に対し市内で始まった地下掘削工事の凍結と一層の情報開示を求めた。さらに市にも住民の懸念への積極的な対処を促した。また2020年の東京都調布市の住宅地が陥没した「東京外郭環状道路」の地下掘削工事と同様の技術をリニア工事も使うことから、地表への影響が出かねないと指摘した。

 JR稲田堤駅の自由通路全面開通(6/2)

JR南武線稲田堤駅(多摩区)の北側自由通路が2日、南側自由通路とつながり全面開通した。同駅は駅舎が線路北側にしかなく南側ホームに行くためには踏切を渡る必要があった。市とJR東日本は2019年6月から橋上駅舎の建設と南北をつなぐ自由通路の整備に着手、昨年8月から南側自由通路と橋上駅舎の利用が始まっていた。関連事業費は資材高騰などにより約9400万円増え、約36億円になった。

市バス来月から減便 運転手不足で初(5/28)

市交通局は28日、鷲ヶ峰営業所(宮前区)管内で運行する市バスの一部路線で6月10日から減便すると発表した。「2024年問題」の残業規制のほか想定以上の退職による運転手不足が原因で、運転手不足による減便は初めて。減便は、通勤通学の朝ラッシュ時は避け日中から夜間の運行本数が多く、運行間隔が短い路線から選び、平日95便(市バス全体の約2%)、土曜日25便、休日24便。同営業所の運転手数は4月1日現在、181人で適正数に10人不足という。

梶ケ谷工区で本格掘進を開始 リニアトンネル地下工事(5/24)

リニア中央新幹線の地下トンネル(40メートル以上の「大深度地下」)工事についてJR東海は24日、「梶ヶ谷工区」(中原区等々力~麻生区東百合丘、約11.8㌔)の一部(約7.5㌔)で、本格的な掘進を27日から始めると発表した。2026年11月までの予定。同工区は品川駅から相模原市緑区に予定の神奈川県駅(仮称)までの「第一首都圏トンネル」の一部。同社は24時間対応の工事情報受付ダイヤルの開設など周辺住民の安心に配慮、住民説明会を順次開催する。

バス停名を「カルッツかわさき・富士見公園」に変更(4/1)

市バスと川崎鶴見臨港バスが停車する、川崎区富士見のバス停「教育文化会館前」の名称が1日から「カルッツかわさき・富士見公園」に変更となる。カルッツかわさきではコンサートなどのイベントが多く開催され、また富士見公園は2024年度に開催される「全国都市緑化かわさきフェア」のメイン会場の一つであることから、バス利用者にわかりやすいバス停名に変更し、利便性の向上を図ることとした。

武蔵溝ノ口駅南北自由通路を木質化 「脱炭素モデル地区アクション」(1/16)

市は16日、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での取り組みとしてJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の木質化を行うと発表した。JR改札正面の窓面を木質化し、通路上に木製の円形ベンチを置き、窓際には生田緑地で伐採したナラ枯れ材活用の鉢カバーに観葉植物を設置、太陽光発電も行う。施工期間は2月1日~3月15日(予定)、使用木材は埼玉県産針葉樹サワラ、炭素固定量は0.82t-CO2(予定)。

Top