大師線で住宅開発進む(7/4)

臨海部の工場地帯への通勤路線という性格が強かった京急大師線は、港町駅前のタワーマンションの引き渡しが6月下旬に完了するなど、住宅開発が相次いでいる。港町駅のプロジェクトは、京急が日本コロムビアの敷地面積3万6千平米に28~29階建ての3棟を建設したもので、生活支援設備が充実し、東京・羽田空港や横浜方面へのアクセスの良さが支持されているという。

横浜・川崎駅前で15%の伸び 路線価(7/3)

国税庁が3日発表した2017年度分の路線価による県内の標準住宅地の平均変動率は0.4%の上昇で、4年連続の上昇となった。県内の最高地点のうち39年連続でトップだった「横浜駅西口バスターミナル前通り」は15.7%、「川崎駅東口広場通り」は15.0%でともに高い伸びを示し、東京国税局の管轄する4都県(東京都、千葉、神奈川、山梨各県)でも上昇率が5,6位と上位となった。

「廃止」の縦貫高速鉄道に累積事業費48億円(6/15)

市は、15日の市議会本会議で、市総合都市交通計画で「廃止」する方向で見直す川崎縦貫高速鉄道のこれまでの事業費が総額約48億円に上ることを明らかにした。2001年度から12年度までの企業債償還金を含む高速鉄道事業会計の支出に一般会計分の3198万円を加えた48億8491万円で、交通局高速鉄道建設本部の職員人件費や調査費などがその内容となっている。

「川崎地下鉄」計画廃止 市が交通計画見直し(6/1)

市は1日の市議会まちづくり委員会で、休止している市営地下鉄「川崎縦貫高速鉄道線」の計画を廃止する方針を明らかにした。補完する交通網として沿線の路線バス拡充などを検討する。市総合都市交通計画(計画期間20年間)」の一部を見直すもので、来年3月末に計画を改定する。

JR川崎駅中央北改札6月18日開業(5/25)

市とJR東日本横浜支社は25日、JR川崎駅の北口自由通路整備事業に整備中だった「中央北改札」を6月18日に先行して供用開始すると発表した。北口自由通路は、東西自由通路の混雑緩和を目的に同駅の東京方面側に新たな自由通路と中央北改札を設ける事業で、工事費の約190億円はJRが96億円、市が94億円を負担し、来年3月頃に供用を開始する予定。

開業90年 南武線誕生の秘話熱演 (5/13)

今年3月に開業90周年を迎えたJR南武線の誕生をテーマにした市民劇「南武線誕生物語」の上演が13日、多摩市民館で始まった。地元の歴史や人物を取り上げてきた川崎郷土・市民劇の第6弾で、多摩川の砂利輸送を目的に1927年に開通した「南部鉄道」の誕生秘話を、公募した市民や俳優らが熱演。脚本は市内在住の劇作家小川信夫さんで史実と捜索を絡めた物語に仕上げた。

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