京急電鉄は、大師線の東門前―小島新田間を来年3月3日午前10時ごろ地下化すると発表した。地下化により県道(産業道路)と大師線が交差する産業道路第一踏切など三つの踏切が解消され、現在ある産業道路駅ホームは地下に移る。地上に残る遮断機操業やレールは2019年度中に撤去される。京急の創業120周年記念で産業道路駅は解消されるが新たな駅名の発表は来春を予定しているため旧駅名で地下化する。
ホーム拡幅18時間で完了 JR川崎駅東海道線(11/3)
JR川崎駅東海道線ホームを仮設で拡幅する工事とそれに伴い線路を切り替える工事が3日、行われた。駅の利用者が増えたために行われた工事で、作業員約1200人が動員され約18時間で完了した。現在約8.6mのホーム幅を下り線側に約3.4m広げ、約12mにした。今回は仮設の拡幅で、2020年までに本線ホームを完成させる。工事に伴い、東京―横浜間は午前10時から終電まで運休となり、4日始発から運転を再開。
市バスキャラ・ノルフィンの衣装お披露目(10/8)
市交通局が市バスに親しんでもらう「安全・安心フェスタ2018」を8日、川崎区の飛鳥ドライビングカレッジ川崎で開き、市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」の衣装デザインコンテストの表彰式を行った。「10周年記念パーティに出かけるノルフィンの衣装」をテーマに募集し約850件の応募の中から、同区在住の会社員山本夏海さん(30)の「だいすき💛川崎」がグランプリに選ばれた。市のブランドメッセージのマークや「音楽のまち」を衣装で表現し、市民の花ツツジで飾ったもので、入賞7作品が描かれたラッピングバスがお披露目された。
混雑緩和へ時差出勤実施 市職員1か月間(9/28)
市は28日、7~8月の約1か月間に実施した朝の通勤ラッシュを緩和する「オフピーク通勤」の利用実績を発表した。7/9~8/10の24日間で実施し、定時以外に午前7時半から午後6時45分までに5つの勤務時間を設け職員が自由に選べるようにした。参加したのは対象職員の約4割の3300人で、1日平均約934人が利用。混雑対策が急務の南武線武蔵中原-武蔵小杉駅間では、1日平均約265人の職員が最も混雑する午前7時半~8時半をずらした。市は今後、オフピーク通勤を本格的に導入することも検討する。
稲田堤駅24年に橋上駅舎 市とJRが施工協定(8/14)
JR南武線・稲田堤駅を橋上駅舎化するため市とJR東日本は、今年度中の着工に向け公費の負担割合などを明示した施工協定を7月31日付で締結した。鉄路による地域分断を改善し、利用者の安全確保などを目指すもので、駅舎の供用開始は2024年4月1日の予定。工費は総額32億9千万円余で、市が32億6千万円余、JRが2千万円余を負担する。
ホームと改札口増設へ JR横須賀線武蔵小杉駅(7/17)
市とJR東日本横浜支社は17日、通勤・通学時の混雑が常態化しているJR横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和策として、下り線ホームを新設すると発表した。2023年度の供用開始を目指す。現在のホームは上り専用となる。また新たな改札口やアクセス用の市道も整備する。事業費は下りホームをJR東日本、改札口とアクセス用市道(訳200m区間)を市がそれぞれ負担。下りホームは、駅に隣接するNECの敷地の一部をJR側が購入した上で、現在の同線ホームの東側に建設する。
南武線混雑緩和求め署名活動 川崎地域連合(5/10)
混雑が常態化しているJR南武線について、車両の長編成化やラッシュ時の増便、ホームドアの設置などを求める署名活動を市内の労働組合で組織する川崎地域連合が始めた。武蔵小杉、武蔵新城、武蔵溝の口の各駅で組合員が自主的に取り組むとしている。最混雑区間は午前7時半~8時半の武蔵中原ー武蔵小杉間がピーク。混雑率は2016年度188%(国土交通省調べ)で首都圏のJR線では3番目に高い。同地域連合はこれまで市に政策要求してきたが、今回初めてJR東日本に請願を行う。
小田急・代々木上原~登戸 複々線化(3/3)
小田急電鉄が通勤ラッシュ緩和のため進めてきた代々木上原―登戸間を上下線2本ずつにする複々線化工事が完了し、3日に運転が始まった。工事は約3200億円かけて約30年前から事業を開始。各駅停車と急行や特急が別々の線路を走れるようになり、運行本数の増加や遅延時間の短縮の効果がある。ダイヤ改正後、ラッシュ時の混雑率が192%から約150%に下がり、町田から新宿までの所要時間が最大で12分短縮される。
京急120年を祝う 川崎駅特別列車の出発式(2/25)
京急電鉄は25日、創立120周年を迎え、歴代車両の外装をイメージした特別ラッピング列車「120年の歩み号」の出発記念式典を京急川崎駅で開いた。大師線で同列車の試乗会をした外、京急全線の無料優待乗車証を配布した。京急電鉄は、前身の大師電気鉄道が1898年2月25日に創立し、関東で最初の電鉄会社として翌年から旧六郷橋と今の川崎大師の間で運行を始めた。
JR川崎駅北口通路供用開始へ(2/15)
JR川崎駅の東西をつなぐ「北口通路」の17日の供用開始を前に15日内覧会が行われた。通路は駅北側にあり、東口駅前広場と西口駅前商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」をつなぐ幅10m、長さ230m。途中に市の行政サービスコーナーと観光案内所などを兼ねる「かわさききたテラス」や、JRの「北改札」が新設され人の流れが変わることや、乗降客が分散し混雑が緩和される見通しが期待される。市の事業費は約220億円。