多摩川を挟んで隣接する川崎市と東京都大田区の浴場連携事業実行委員会が、銭湯文化を継承し地域振興を進めようと銭湯を巡るスタンプラリーを始めた。実行委は1日の記者会見で、レトロで身近な銭湯に親しみ、楽しんでもらいたいと、若年層の女性への積極的な参加を呼び掛けた。スタンプラリーは、市内と大田区内の銭湯(計79軒)で入浴するもので、スタンプを3つ集めると抽選でキューピー人形のオリジナルストラップが当たる。
地元野菜を販売 麻生区で朝市(4/21)
地元野菜の販売や親子遊びなどで地域住民が交流するイベント「つながる朝市」が21日、麻生区金程の広場「カナドコロ」で開かれた。イベントの主催は、親子の農業体験活動などを行っている「ふらっと新百合ヶ丘」で、月1回定期的に開く催しとして位置づけた第1弾。麻生、宮前両区の農家5軒が出店し、ラディッシュやブロッコリー、トマトなど11種の野菜を販売。地域の方言で規格外の野菜を指す「くで野菜」を使った朝ごはんが出され、子ども服、絵本のフリーマーケットなども行われた。
市が地価上昇牽引 県内住宅地公示地価(3/27)
国土交通省が27日発表した1月1日時点の公示地価で、県内の住宅地は2年ぶりに上昇し、前年比0.1%上がった。市町村別で上昇率が最も大きかったのは市の1.4%で、市外からの転入者が目立ち、地価上昇をけん引した。特に武蔵小杉駅がある中原区は2.3%で、東京都心や横浜市中心部へのアクセスしやすさや同駅前で再開発が進んでいることなどが要因。商業地では整備が進む川崎駅前などが伸び3.9%上昇。工業地は2.0%の上昇だった。
平間銀座商店街 フロンターレ優勝記念セール(12/3)
サッカーJ1川崎フロンターレのリーグ戦初優勝を祝い、中原区の平間銀座商店街で3日、記念セールが始まった。商店街はJR南武線平間駅の東側にあり、約60店舗が並ぶ。商店街振興組合専務理事の石井雄介さんは1996年のフロンターレ設立当初から応援フラッグを掲げ、チームスタッフとともに地域密着型チームづくりを進めてきただけに、喜びもひとしおという。。
ラゾーナ川崎 来春、大規模改装へ(11/30)
三井不動産は30日、JR川崎駅西口に直結する商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」(幸区)を来春、大規模改装すると発表した。中庭に人工芝を敷いてくつろげる空間にするほか、子どもを遊ばせるキッズルームやベビールームを新設する。ラゾーナは2006年に開業し、大規模改装は12年秋以来2度目。今回の改装で約330店のうち100店以上が入れ替えや改装をする
芸能や料理多文化交流 桜本で「まつり」(11/19)
在日韓国・朝鮮人らが多く住む川崎区の桜本商店街で19日、秋の祭典「日本のまつり」が2年ぶりに開かれ、朝鮮半島に伝わる伝統芸能ブンムルノリや和太鼓の演奏、各国の料理を販売する模擬店などが繰り広げられた。地域の在日コリアンと日本人がともに民族打楽器チャンゴを打ち鳴らしながらパレードした。
川崎地域連合の新議長に藤吉氏(11/16)
川崎地域連合の年次総会が16日行われ、綱島和彦議長が退任し、新議長にミツトヨ労働組合執行委員長の藤吉誠一郎氏を選出する新役員体制と活動方針を決めた。藤吉新議長は就任あいさつで「多くの先輩が築き上げた連合運動を一歩も後退させず前進させたい。安心社会の実現に邁進しよう」と呼びかけた
三菱ふそう川崎工場に118億円投資(11/15)
三菱ふそうトラック・バス(幸区)は15日、市内に分散していたトラックの生産工場や本社など3拠点を集約すると発表した。川崎工場第一敷地(中原区大倉町)に新たに118億円の投資を行い、本社や研究開発、設計機能などが入るプロダクト・センターを新設するほか、従業員の労働環境改善に向け、情報技術(IT)や自動化システムの導入を進める。
三角おむすび発祥地でギネス 5分間1876個(11/5)
最も多い人数で同時におむすびを握るギネス世界記録に挑むイベントが5日、市で開かれ1876人が成功し、これまでの記録(1621人)を上回って新たにギネスに認定された。東海道川崎宿が発祥とされる「三角おむすび」をPRし、2023年の川崎宿400周年の機運を盛り上げようと川崎青年会議所が企画した。
よみうりランド施設維持へ 地区の用途制限緩和(10/26)
市は26日、よみうりランド(川崎市、東京都稲城市)のレジャー機能を恒久的に残すため、建築基準法で既存不適格となっている遊園地施設の増改築ができるよう、同園の用途制限を緩和する方針を市議会まちづくり委員会で報告した。第2種住居地域のまま「観覧場」と「床面積1万㎡超の遊戯施設」に限って用途制限を緩和する条例改正案を12月の市議会定例会に提案、議決後に施行する。