「市ふれあい館」元館長 裵重度さん死去(11/23)

マイノリティの権利保障を目指し、様々な差別をなくす活動に取り組んだ社会福祉法人青丘社前理事長の裵重度氏が23日療養中の自宅で死去した。80歳。市ふれあい館の開設に情熱を注ぎ館長を20年間務めたほか、在日コリアンの指紋押捺拒否、児童手当獲得、公営住宅入居資格、市外国人市民代表者会議の設立などの運動を牽引した。市の友好都市韓国・富川市との草の根交流の発展に努め2016年富川市名誉市民。04年に神奈川文化賞、20年に市社会功労賞を受賞。

点在の点字ブロック改善へ地下街「アゼリア」 市議会委で請願採択(11/21)

JR川崎駅の地下街「アゼリア」に点字ブロックが繋がっておらず利便性や安全性の配慮が乏しいとして市に整備を求めたNPO法人市視覚障害者福祉協会(関山進会長)の請願が21日、市議会総務委員会で全会一致で採択された。アゼリアは1986年10月開業の地下商業施設で市出資法人「川崎アゼリア」が経営。地下の通路は「公共歩道」に位置づけられ、誘導用や階段前など警告用ブロックは部分的に設置されていたが、連続しておらず途中で途切れていた。

「市文化賞」にブレイクダンサーの石川さん シネコンのチッタグループも(11/8)

2024年度の「市文化賞」など各賞の贈呈式が8日開かれた。文化賞はJR武蔵溝ノ口駅を「ブレイキンの聖地」となる礎を築いた市出身のブレイクダンサーの石川勝之さん(43)と国内初のシネコン「チネチッタ」やライブホール「クラブチッタ」を開業するなど川崎駅前を「映画街」に発展させたチッタグループが選ばれた。「社会功労賞」は市視聴覚障害者ボランティア連絡会議相談役の斎藤準(しとし)さん(80)、市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター長の片岡一則さん(73)、「アゼリア輝賞」はクラシックギター奏者の斎藤優貴さん(27)、サクソフォン奏者の渡辺瑠菜さん(21)。

市有地の無償貸与445施設 政令市平均の8倍超(10/4)

市は4日、市議会決算審査特別委員会の三宅隆介議員(無所属)の質問に、民間の福祉関係施設に対して市有地計190か所を無償で貸し付け、計445事業所が使用していると明らかにした。前理事長の資金私的流用が問題となった社会福祉法人には市から計8事業所の土地の無償貸し付けがあった。三宅議員は市の無償貸与施設数は政令市平均の8.2倍と異様なほど突出していると指摘。福田市長は福祉事業への無償貸与は普通に行われていた理解していたが、公平性を踏まえ検証、対応したいと述べた。

社福法人資金流用問題の検証開始 「母子育成会」(9/20)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の前理事長が法人の資金を私的に流用していた問題で、市は20日、同法人の過去の監査などについて検証する外部有識者3人による初会合を開いた。三田村有也副市長の挨拶の後、有識者を代表して田園調布学園大の隅河内司教授が専門的な見地から率直に意見を出して意義あるものにしたいと述べた。調査は法人監査の適正性、市OBの同法人幹部就任の経緯、市有地の無償貸し付けの状況などを中心に行われる。

過去の監査手法の適正性検証へ 社福法人の私的流用問題(9/2)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の前理事長による法人資金の私的流用問題で市は2日、過去の監査の適正さなどを検証する体制を発表した。外部有識者として市と利害関係のない財務分野の武蔵野大経営学部・榮田悟志准教授(公認会計士)、福祉分野の田園調布学園大人間福祉学部・隅河内司教授、法律分野の弁護士(選定中)を充て、健康福祉局総務部が主体となり過去の担当者十数人や法人職員のヒアリングを行い、来年3月に報告書を公表予定。

市の監査が不十分 社福の私的流用問題で法人職員(8/1)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の前理事長が法人の金を私的流用していた問題で、同法人の千葉新也理事長らが1日、市による監査が不十分で不正な会計処理が見過ごされたと指摘した。市の担当者は帳簿をほとんど見ず、監査法人は会計処理の仕方が中心で会計の中身については話をせず、会計の内容がおかしく倒産するといった趣旨の指摘が数年前にされていたことも明らかにした。市は法人の資金繰り悪化から通常3年に1度程度の監査を毎年行うなど運営状況を注視していたという。

社福法人前理事長の私的流用問題で質疑 市議会一般質問(6/26)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)深瀬亮一前理事長の私的流用問題を巡って、25日の市議会定例会の一般質問で雨笠裕治議員(みらい)は市の対応や市長との関係性を質した。同氏は深瀬前理事長の証言に基づき、数年前から社会福祉法人の関係者が市に不正を通報していた、福田市長が高級リゾート施設や東京・銀座などで接待を受けていた、既に発表の100万円以外の個人献金について追及した。市長はリゾート施設での食事は認めたが銀座の店の記憶はなく、個人献金は返金する考えを示し、第三者委員会の立ち上げ可能性にも触れた。

法人役員に元市幹部5人 前理事長私的流用問題(6/24)

24日の市議会定例会での三宅隆介(無所属)の一般質問で、社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の深瀬亮一前理事長の法人の金の私的流用問題を巡り、2017年度から23年3月まで市の元幹部職員5人が理事などに就任していたことが明らかになった。また同法人の市内にある施設について市は財産条例に基づき期限を設けず市有地を無償貸し付けしていた。深瀬前理事長は同法人の理事長だった父の故幹男氏(市助役1990~2001年)から理事長ポストを05年に譲られ24年3月解任されるまで焼く8億4千万円を流用したとみられている。

障害者施設を6か月の行政処分 食材費過大徴収(6/7)

市は7日、障害者グループホーム運営会社「恵」(東京)が高津区久末の施設で利用者24人から食材費計約440万円を過大に徴収していたなどとして、障害者総合支援法に基づき6か月間の「全部効力停止」の行政処分にしたと発表した。同施設は7月1日から12月31日まで、新規入居者の受け入れやサービス報酬の請求ができなくなる。また無断で作成した利用者の印鑑で同意なく共同生活援助計画を作成、給食費約922万円を不正受給していた。

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