市文化賞など8人に贈呈(10/27)

2022年度の「第51回川崎市文化賞」などの贈呈式が27日、市国際交流センター(中原区)で開催された。文化賞は佐々木武志さん(82)元教育委員会教育委員長、関昭三さん(81)元演劇鑑賞会事務局長、社会功労賞は小倉敬子さん(75)かわさき市民活動センター理事長、渡辺ひろみさん(87)NPO法人秋桜舎理事長、スポーツ賞は佐藤水(み)菜(な)さん(23)競輪選手、森重航(わたる)さん(22)北京五輪スピードスケート男子500㍍銅メダル、アゼリア輝賞はオペラ歌手の市川宥一郎さん(30)、市立川中島中2年卓球選手の張本美和さん(14)。

障害者支援でプロレスフェス開催 多摩区の団体「ヒートアップ」(10/1)

多摩区のプロレス団体「HEAT-UP(ヒートアップ)」は1日、とどろきアリーナ(中原区)で障害者支援、青少年育成を目的としたプロレスフェスを開催する。同団体はダウン症の姉を持つ田村和宏選手を代表に「プロレスで社会貢献」を理念に掲げる。王者兼平大輔選手の4度目の防衛戦や先天性難聴の今井礼夢選手の初タイトル挑戦、中学2年佐藤大地選手(宮前区在住)ら6人タッグマッチで藤波辰爾選手(68)との対戦などを予定。

子どもから高齢者まで福祉と学びの拠点オープン 「ココファン川崎高津」(8/1)

高津区蟹ヶ谷の市営四方(よもの)嶺(みね)住宅跡地に福祉と学びの複合拠点「ココファン川崎高津」が1日にオープンする。学研ココファン(東京都)が市から整備・運営事業者として選定され建設した。サービス付き高齢者向け住宅や学習塾などの福祉・複合施設で、4階建て敷地面積2936㎡。延床面積4849㎡、総室数79戸、審査通過の満60歳以上が入居できる。1階に幼児から中学生対象の学習塾、未就学児のための発達支援施設、交流ホール、計18戸のグループホームを設ける。

ホームレス13年連続減少161人(5/6)

市は国の2021年度ホームレス実態調査に基づく市内の調査概要を発表した。巡回相談員が1月11~12日の昼夜、目視で調査。市内で生活するホームレスは前年度より21人少ない161人で、13年連続減少。男性155人、女性6人、生活の場は河川32%、公共施設などのその他施設24%、公園21%、道路19%、駅舎4%の順。区別では川崎区55%、中原区24%。市内のピークは2003年の1038人。

川崎区桜本に新たな福祉の拠点「みんなの家」開設(4/21)

老朽化に伴い建て替えられた川崎区桜本の在日大韓基督教会川崎教会に、新たな福祉の拠点「みんなの家」(4階建て)が設けられ21日、内覧会が行われた。地域の高齢者、障害者らの孤立や貧困を防いでいきたいとして、1階には地域の人が気軽に交流できるスペース「ウエルカムスペース」を開設。2階は高齢者デイサービスや外国につながりのある子どもたちへの学習サポート教室、3階は集会室などがあり、在日高齢者交流クラブ「トラヂの会」や高齢者識字学級「ウリマダン」などが開かれる。

官学連携で福祉製品の開発拠点 日進町に「ウェルテック」開設(8/31)示

31日、「市複合福祉センターふくふく」(川崎区日進町)に官学連携の福祉製品の開発・改良拠点「カワサキ ウェルフェア テクノロジー ラボ」(ウェルテック)がオープンした。市、東京工大、産業技術総合研究所が連携して運営する。中小企業が手掛ける福祉用具の新製品の安全性、性能についての検証や技術的な支援にあたる。広さは約40平方㍍、介護ベッドや洗面台などを備えた高齢者向けの個室を再現し「模擬環境ラボ」を設けた。

生理用品を無償配布 コロナ禍で民間企業が寄付(5/28)

市男女共同参画センター(高津区)は28日から、コロナ禍で経済的な理由から生理用品を購入できない「生理の貧困」が社会問題化していることから生理用品を無償配布する。生理用品はいずれも同区内の飲食関連企業「スタジオクリップ」と建設コンサルタント「日本ミクニヤ」が社内の募金などで購入し計約900パック寄付した。昼用と夜用の各1パックをセットに1人1セットを提供する。市内の女性支援施設でも提供し、なくなり次第終了する。

簡宿25棟に半減、生活保護341人 川崎区火災から6年(5/13)

11人が死亡した川崎区の簡易宿泊所(簡宿)火災から17日で6年がたつが、市は13日、火災のあった日進町地区を含む同区の簡宿の状況について発表した。簡宿の数は火災のあった2015年の49棟から今年3月末時点で25棟に半減。生活保護受給者は1349人が341人に減り、うち65歳以上の高齢者が257人と75%を占めた。市はアパートへの転居支援や経営者の高齢化による廃業が進み、宿泊者が減ったとみている

障害児通所施設で虐待 市が2施設を処分(4/30)

市は30日、川崎区内の障害児通所支援事業所2か所で虐待や給付費の不正受給があったなどとして、「JOY KIDS GO」(川崎区小田)の指定を取り消し、「JOY KIDS」(同区浅田)を6月から指定停止処分(6か月)にすると発表した。ともに「Big Forest」(横浜市鶴見区)が運営する施設で、追徴金を含めた計4371万円の返還を求める。いずれも障害のある小学生~高校生が放課後に通う施設で、昨年11月関係者から虐待の通報があり1月から監査していた。

市内のホームレス12年連続減少182人(4/28)

市は、国の2020年度ホームレス実態調査の概要(市関係分)を発表した。市内で生活するホームレスの人数は、12年連続で減少の前年度より32人少ない182人。市が民間委託している巡回相談員が、今年1月7~8日に目視で調査。性別は男性174人、女性6人、不明2。生活の場は河川(32%)、公園(18%)、道路(17%)、駅舎(7%)の順。区別では多摩川やターミナル駅がある川崎区(91人)や中原区(44人)が多い。

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