日本初開催となるジャンプロープ競技の世界選手権大会「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025」が8月3日までカルッツかわさき(川崎区)で開催される。ジャヤンプロープ(縄跳び競技)は1人で飛ぶシングルロープや複数人で行うダブルダッチなどの種目があり、国内競技人口約1800人、全世界では約5万人と言われ、近年は若者文化の一つとして人気を集める。世界各国の予選を勝ち抜いてきた34ヵ国・地域から2600人を超える選手が出場する。
障害者支援拡充へ法人設立 多摩区出身のプロレスラー田村さん(7/14)
プロレス団体「HEAT―UP(ヒートアップ)」は障害者支援や青少年の育成を目的とする一般社団法人「スマイルリング」を設立し14日、多摩区出身のプロレスラー田村和宏さん(45)が代表理事に就いた。同団体は当初から障害者支援を続け、興業の会場設営や物販などでの短期雇用、観客として招待も行い。障害者同士の交流が活発になるなどの効果が見られ、活動の幅を広げようと法人設立を決めた。将来的には他の団体も巻き込み多様性尊重の社会を目指すという。
「富士通レッドウェーブ」Wリーグ2連覇(4/14)
バスケットボール女子のWリーグ2024-25シーズンで14日、かわさきスポーツパートナーの「富士通レッドウェーブ」が2年連続3度目の優勝を果たし、皇后杯全日本選手権との2冠を達成した。市は18日にラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場(幸区)で優勝報告会を開催、市スポーツ特別賞を贈呈すると発表した。同日は市役所本庁舎をレッドウェーブカラーの赤色にライトアップする。活動拠点の中原区では武蔵小杉駅の連絡通路の装飾を行い、区役所の壁面に懸垂幕を掲出する。
ダンスとバスケの2団体認証 市の「スポーツアンバサダー」(3/21)
市内を拠点に活動し、国際・国内大会等で良好な成績等の実績があるスポーツ選手や所属団体を認証する「かわさきスポーツアンバサダー」に、ダンスの「KADOKAWA DREAMS」(中原区)と男子バスケットボールの「富士通レッドウルブズ」(中原区)を新たに決定し21日、認定証の贈呈式が行われた。カドカワドリームズはプロダンスリーグ「Dリーグ」で連覇、学校の授業で活用のダンスレッスン動画作成に協力、富士通レッドウルブズは実業団体の強豪で地域のバスケ教室などを展開する。
新アリーナ予定地を期間限定公園に 11月までDeNA(2/26)
DeNA(東京都)は26日、京急川崎駅(川崎区)から徒歩数分の一画に建設する1万5千人規模の新アリーナ予定地(昨年3月閉校の「KANTOモータースクール川崎校」)に、アーバンスポーツなどが楽しめる公園「Kawasaki Spark」としてプレオープンし、11月上旬まで市民に無料開放する。自動車教習所の跡地の地形を生かし、3対3のバスケットボールやスケートボード、ストライダーができるほかパルクールのコースも設置。今後はスポーツの体験会や音楽・アートのイベントも開催予定。
川崎フロンターレ鬼木監督に市民特別賞(12/12)
サッカーJ1川崎フロンターレの黄金期を築き、今季限りで退任した鬼木達監督に12日、川崎市市民特別賞が贈られた。同監督は2006年にフロンターレで現役を引退後、育成・普及コーチ、トップチームのコーチを務め、17年トップチーム監督に就任してJ1リーグ初制覇、24年までの8年間に主要7タイトルを獲得する偉業を成し遂げた。この日、同監督の古巣J1鹿島アントラーズの指揮官就任が発表された
市制100周年記念「かわさき多摩川マラソン」に7千人(11/17)
等々力陸上競技場(中原区)を発着点に多摩川河川敷などを走る「かわさき多摩川マラソン2024」が17日、開かれた。1968年に「川崎市民マラソン」として始まった同大会は、今年は川崎市制100周年記念大会として計約7千人が参加した。3㌔と車いすランのスターターをサッカーJ1・川崎フロンターレ元選手中村憲剛さんが務め、市出身でパラリンピック水泳金メダリストの成田真由美さんが車いすランに参加した。
旧川崎球場の照明塔モニュメント設置 富士見公園に(10/19)
「全国都市緑化フェア」が開幕した19日、リニューアルオープンした富士見公園(川崎区)に、旧川崎球場から使用されていた照明塔の基礎の一部を保存し部材の一部を使ったモニュメントが設置された。公園事務所「パークセンター」には展示スペースも開設、照明塔碑とあわせ川崎球場の歴史を伝える拠点として一般公開された。「10・19」の死闘を演じたロッテオリオンズと近鉄バファローズのユニホーム、張本勲選手の3千本安打、王貞治選手の700号ホームラン達成記念プレートなどが飾られている。
市ゆかりのパリ五輪メダリストにスポーツ特別賞(9/20)
市は20日、パリ2024オリンピック大会でメダルを獲得した市ゆかりの4選手に市スポーツ特別賞を贈呈した。4選手は、ブレイキン女子金メダルのAMI(湯浅亜実)さん、レスリング男子グレコローマンスタイル60㌔金メダルの文田健一郎さん、卓球女子団体銀メダルの平野美宇さんと張本美和さん。平野さんは活動拠点が市内にあり、他の3人はいずれも市内在住。
ブレイキン湯浅選手金メダル 市内在住パリ五輪(8/9)
パリ五輪で初採用されたブレイキンで市在住の湯浅亜実選手(25)=ダンサー名・AMIがリトアニア選手を破り、初代女王に輝いた。同日の市産業振興会館(幸区)では市主催でパブリックビューイング(PV)が行われ、約130人の市民がスクリーンに映しだされる選手に声援を送った。同選手は「ブレイキンの聖地」として知られるJR武蔵溝ノ口駅(高津区)の通路などで練習、大学卒業後は埼玉県から市内に移り住んだ。