市スポーツ協会は新型コロナウイルスの影響で中止となった「川崎国際多摩川マラソンに」に代わり、11月2~15日に「2020かわさき国際多摩川オンラインマラソン」を開催する。参加者は専用のアプリを活用し、自由なコースで期間中にハーフ(21.0975㌔)を走れば完走となる。順位はつかないが、制限時間はなく、複数日に分けて走っても距離に計上される。協会は1日から参加者を募集する。参加費は2720円、参加登録者全員に、川崎フロンターレとコラボしたオリジナルランナーズマスクが届けられる。
等々力球場改築完了 10月10日オープン記念試合(8/31)
市は31日、改築中だった「等々力球場」(中原区)が完成し、10月10日の東芝とENEOSの完成記念試合に市民500人を招待すると発表した。工事は2016年6月から始まり、土壌に有害物質が含まれていたことなどが判明し、予定より2年ほど遅れた。収容人数は、内野5232人(車いす席30席)、外野4000人(同17席)の計9279人で、旧球場(4000人)の倍以上。LEDのナイター照明と、フルカラースコアボード、太陽光設備も備え、災害時には消防機関の活動拠点などの役割も担う。
復興支援の日本酒「青椿」発売 フロンターレ選手ら米作り(8/2)
サッカーJ1の川崎フロンターレは、東日本大震災の復興支援をきっかけに岩手県陸前高田市との交流を進めてきたが、同市の田んぼ「ふろん田」で収穫した米で微発泡の日本酒「青椿」をつくり8月から発売した。サポーターによる田植え、選手による鳥よけネットの設置など地元と一体で稲を育て、酒は同市内の「酔仙酒造」が手掛けた。名前はサポーターから募り、同市の花である椿にフロンターレのチームカラーの青を合わせ、両者のつながりをこの世に存在しない「青い椿」に込めた。250㎖700円(税別)でオフィシャルカフェ「FRO CAFÉ」内で販売。
県代表レベルのアスリート初の経費補助 最大20万円(7/15)
市は東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めようと、県代表を目指せるレベルの市のゆかりのアスリートに活動経費を補助する制度を創設した。市がスポーツ選手個人に補助する初の制度で、練習や用具の購入にかかる費用を最大20万円補助する。対象は夏・冬五輪とパラ、ユース五輪の正式種目で、市内在住。在勤。在学の個人。すでに県や関係団体から支援や指定を受けている人は対象外。年間5人程度の申請を見込み、予算は100万円計上。申請は9月18日まで。
幸区の中川部屋閉鎖へ 師匠が不適切指導か(7/11)
大相撲の中川部屋(幸区南加瀬)が、弟子へのパワーハラスメントなど親方による不適切な指導を理由に閉鎖される見通しとなった。師匠の中川親方(54)=元幕内旭里から人格を否定するような暴言を受けたなどと弟子から日本相撲協会に訴えがあり、外部有識者らで構成するコンプライアンス委員会が調査し、判断したとみられる。13日の協会臨時理事会で師匠の懲戒処分を含めて協議する。中川部屋は、退職した元春日山親方(元幕内浜錦)が率いていた旧春日山部屋を中川親方が2017年1月に継承した。
市施設予約システムに大量不正アクセス 野球場予約妨害か(7/10)
市は10日、公共施設利用予約システム(ふれあいネット)で大量の不正アクセスがあったと発表した。野球場の利用が多い約1700の個人や団体のアカウントがロックされたという。市によると各アカウントは誤ったパスワードを繰り返し入力すると自動的にロックされる。野球場を予約するためにライバルを減らそうと、意図的に誤ったパスワードを入力してアカウントをロックさせた可能性があるとみられる。市は8月以降の野球場の利用予約を見合わせ、原因を調べる。
川崎多摩川国際マラソン2年連続中止に(5/29)
市は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中原区の等々力陸上競技場を発着点に11月開催予定だった「川崎多摩川国際マラソン」」の中止を発表した。昨年も10月の台風19号による浸水被害で取りやめており、2年連続の中止となった。例年、約7千人が参加しており、昨年大会の参加予定者が今年は優先的に参加できる予定だったが、来年に持ち越す。
チェアマン特別賞にJ1川崎 発達障害児招待(5/12)
Jリーグは12日、全56クラブのホームタウン活動や社会活動を表彰する「シャレン!アウォーズ」の各賞を発表した。チェアマン特別賞に、発達障害児向けの観戦、サッカー体験ツアーを行ったJ1川崎が選ばれた。川崎はホームの大分戦で市内と大分から子どもたちと家族ら約60人を招待。パニックを抑えやすい部屋の特設、大型ビジョンの選手名の平仮名表示などで迎えた。「シャレン」とは、社会連携活動を基にした造語で、行政や企業、学校など3者以上の団体による社会貢献活動を指す。
市立校の休校来月6日まで延長 緊急事態宣言受け(4/9)
新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言を受け、市は9日、市立学校の休校期間をこれまでの4月17日から延長して5月6日までとするなど行政運営方針を発表した。市民生活を支える業務や福祉的業務は続けるが、市主催のイベントは中止や延期。図書館や市民館のほかスポーツセンターや野球場、テニスコートなどの市営施設も利用禁止する。市職員には休暇取得やテレワークを促進し、サービス休止により浮いた人手は、医療対策などの重点業務に回すことも検討する。
旧川崎球場照明塔の撤去を計画 22年度以降(2/6)
市は6日の市議会まちづくり委員会で、有志の市民らが文化財指定を目指している富士通スタジアム川崎(川崎区)に残る旧川崎球場時代の照明塔について、2022年度以降に撤去する計画を明らかにした。球場自体の文化財的価値は低減しており保存は難しく、21年度までに新たな照明塔を設置するという。外野フェンスについては今後も活用するが、改修等の対応が必要としている。同委員会は外野フェンスと照明塔を市指定文化財として保存するよう求める請願について「趣旨採択」した。