高齢運転者講習センター川崎大師に開所 教習所以外は県内初(4/4)

70歳以上の運転免許更新に必要な講習や検査を受けられる県警の「高齢運転者講習センター」の開所式が4日、川崎大師平間寺(川崎区)の自動車交通安全祈禱殿の敷地内で開かれた。自動車教習所以外で高齢者講習を行うのは県内初。昨年12月末時点で、県内の高齢者講習の待ち日数は平均40.7日、認知機能検査は37.5日で全国平均を上回っており、待ち日数の短縮を図る。17日から講習などを開始する。

臨港・東急バス220円に値上げ 16日から28年ぶり(3/16)

川崎鶴見臨港バス(川崎区)と東急バス(東京都目黒区)は16日から市内の路線バスの運賃を現行の大人料金210円から220円に値上げする。市内での運賃改定は両社とも1995年3月以来28年ぶり。運転士不足による人件費の増加や燃料費の高騰などが値上げの理由。両社とも横浜や都内での路線はすでに220円で運行している。市バス運賃も昨年10月に10円値上げして220円にとなっている。

市内初3月から連接バス運行開始へ 川崎鶴見臨港バス(2/14)

3月1日から市内初の連接バスの運行を開始する川崎鶴見臨港バスは14日、川崎区の塩浜営業所で式典を行った。青と赤と白のトリコロールカラーが特徴の車両を2台つなげ定員は通常より約40人多い114人。川崎駅前と水江町を結ぶ既定路線とほぼ同じルートで12分間隔、一部区間を通過する「特快」も運行。信号制御などの可能な公共車両優先システムを含めバス高速輸送システム(BRT)を導入、効率性を高め、同駅前の混雑緩和を図る。

多摩川スカイブリッジ開通による効果 調査結果発表(1/27)

昨年3月開通した市殿町地区と羽田空港をつなぐ連絡橋「多摩川スカイブリッジ」(全長約675㍍)の影響について市は27日、周辺道路の交通量が大幅に減少したとする東京都との共同調査結果を発表した。開通直前と開通後半年の交通量を比べ、大師橋(産業道路)の交通量が約3割減少(うち大型車4割減)、生活道路の殿町通り(通学路)が約2割減少。両地区間の平均所要時間が約14分から約3分に短縮。地元企業約110社のアンケートでは約7割に効果ありの回答。

 横須賀線武蔵小杉駅ホーム新設 混雑緩和へ18日から(12/18)

JR東日本横浜支社は横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和対策として、2020年6月から工事を進めてきた新たな下りホームの使用を18日から開始する。同駅では一つのホームの両側で横須賀線の上り・下りの乗降を行っており、朝のラッシュ時の横須賀線利用客の約3割を占める下り線乗降客を新ホームに移行させ、現行のホームを上り線専用にする。10年3月に開業した同駅は予測を上回る需要増となり、18年4月に平日朝の臨時入場口を設け、7月にJRと市が混雑緩和に向けた覚書を締結、下り線ホームの新設となった。

年越し終夜運転、今年も実施せず 京急大師線(12/5)

京浜急行電鉄は5日、川崎大師平間寺などへの初詣客を運ぶ年末年始の特別ダイヤを発表し、大師線の大みそかから元日の終夜運転は3年連続で実施しないとした。大師線は12月30日から来年1月3日までは休日ダイヤで運行、大みそかは京急川崎駅発午後11時48分、川崎大師駅発午後11時46分が終電、元日午前5時過ぎの始発まで列車の運行はない。初詣客向けには来年1月1日から9日まで臨時ダイヤで、通常約10分間隔のところを約6分間隔で運行、日中の列車を増発する。

デマンド型乗合サービス実証実験 市と双日が武蔵小杉エリアで(10/18)

市と大手商社の双日(東京都)は18日、利用者の予約に応じて運行するデマンド型乗合交通サービス「チョイソコかわさき」の実証実験を11月2日から行うと発表した。武蔵小杉エリアの中原区役所、国際交流センター、病院、薬局、スーパー、住宅地など計107か所を停留所に設定、電話やLINEを通じて乗降する停留所や時刻を事前に予約、各停留所間を移動する。期間は2023年2月27日、月・水・金・土・日曜日の午前9時から午後5時まで。事前登録が必要。料金は1回300円

高齢優待パスICカード化へ 1日から(10/1)

市は70歳以上の市民が市内の路線バスに優待乗車できる「高齢者特別乗車証」などを1日から、紙製の券からICカードに切り替える。高齢者優待パスには、月1000円の負担で何回でも乗れるフリーパスか、運賃半額で乗車できる特別乗車証がある。市はフリーパスの平均乗車回数を月15回と設定、19年度調査では月33回ほどで昨年度月3回分を上乗せし、約20億3500万円を事業者に支給。IC化により具体的な利用データを分析、改善策や継続の可否を検証する。

 横須賀線武蔵小杉駅新ホーム 12月18日から(9/16)

JR東日本横浜支社は16日、横須賀線武蔵小杉駅で整備していた新しい下りホームを12月18日から供用開始すると発表した。現在は1つのホームに上下線が停車し、朝の通勤ラッシュ時は手狭で改札口前に行列ができるなど混雑していた。新ホームにより朝の混雑は3割程度解消される見通し。投資総額130億円、ホームの長さ311㍍で15両編成に対応、幅は約5㍍。また横須賀線ホームの東側に新しい改札口を設置し、24年3月までの完成を目指す。

大人210円から220円へ運賃値上げ申請 来年3月臨港バス(9/13)

川崎鶴見臨港バス(川崎区)は9月13日、市内を走るバスの運賃を2023年3月から値上げする方針を発表、国土交通大臣あて上限運賃変更認可申請を行った。大人の現金・IC運賃を210円から220円、子どものIC運賃105円を110円に引き上げる予定。通勤定期も値上げするが、通学定期は据え置く。同社の市内線の運賃値上げは消費税率改定を除き、1995年3月以来28年ぶりとなる。

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