年越し終夜運転、今年も実施せず 京急大師線(12/5)

京浜急行電鉄は5日、川崎大師平間寺などへの初詣客を運ぶ年末年始の特別ダイヤを発表し、大師線の大みそかから元日の終夜運転は3年連続で実施しないとした。大師線は12月30日から来年1月3日までは休日ダイヤで運行、大みそかは京急川崎駅発午後11時48分、川崎大師駅発午後11時46分が終電、元日午前5時過ぎの始発まで列車の運行はない。初詣客向けには来年1月1日から9日まで臨時ダイヤで、通常約10分間隔のところを約6分間隔で運行、日中の列車を増発する。

デマンド型乗合サービス実証実験 市と双日が武蔵小杉エリアで(10/18)

市と大手商社の双日(東京都)は18日、利用者の予約に応じて運行するデマンド型乗合交通サービス「チョイソコかわさき」の実証実験を11月2日から行うと発表した。武蔵小杉エリアの中原区役所、国際交流センター、病院、薬局、スーパー、住宅地など計107か所を停留所に設定、電話やLINEを通じて乗降する停留所や時刻を事前に予約、各停留所間を移動する。期間は2023年2月27日、月・水・金・土・日曜日の午前9時から午後5時まで。事前登録が必要。料金は1回300円

高齢優待パスICカード化へ 1日から(10/1)

市は70歳以上の市民が市内の路線バスに優待乗車できる「高齢者特別乗車証」などを1日から、紙製の券からICカードに切り替える。高齢者優待パスには、月1000円の負担で何回でも乗れるフリーパスか、運賃半額で乗車できる特別乗車証がある。市はフリーパスの平均乗車回数を月15回と設定、19年度調査では月33回ほどで昨年度月3回分を上乗せし、約20億3500万円を事業者に支給。IC化により具体的な利用データを分析、改善策や継続の可否を検証する。

 横須賀線武蔵小杉駅新ホーム 12月18日から(9/16)

JR東日本横浜支社は16日、横須賀線武蔵小杉駅で整備していた新しい下りホームを12月18日から供用開始すると発表した。現在は1つのホームに上下線が停車し、朝の通勤ラッシュ時は手狭で改札口前に行列ができるなど混雑していた。新ホームにより朝の混雑は3割程度解消される見通し。投資総額130億円、ホームの長さ311㍍で15両編成に対応、幅は約5㍍。また横須賀線ホームの東側に新しい改札口を設置し、24年3月までの完成を目指す。

大人210円から220円へ運賃値上げ申請 来年3月臨港バス(9/13)

川崎鶴見臨港バス(川崎区)は9月13日、市内を走るバスの運賃を2023年3月から値上げする方針を発表、国土交通大臣あて上限運賃変更認可申請を行った。大人の現金・IC運賃を210円から220円、子どものIC運賃105円を110円に引き上げる予定。通勤定期も値上げするが、通学定期は据え置く。同社の市内線の運賃値上げは消費税率改定を除き、1995年3月以来28年ぶりとなる。

車いす男性を乗車拒否 市バスに関東運輸局処分(8/30)

市は30日、路線バス運転手(61)が車いす利用者の乗車拒否をしていたと明らかにした。国土交通省関東運輸局は同日、道路運送法違反で市交通局塩浜営業所のバス1台を車両使用停止30日とする行政処分をした。昨年、足が不自由な50代男性が路線バスに乗ろうとした際、健常者が車いすの乗車スペースに座っていたため運転手は後続バスを案内して出発、男性は12分後に乗車した。運転手は乗客が眠っていたため起こすのが忍びなかったと説明。本人から車内は混雑していなかったと苦情があり、乗車拒否が判明、市は運転手を訓戒処分とした。

コミュニティー交通導入へトライアル運行を支援(8/9)

地域住民が取り組むコミュニティー交通の導入を進める市では、設定したルートで車両を走行させ、住民が利用することで正確なニーズ把握などを目指すトライアル運行の実施に向けて支援する。9日に神奈川トヨタ自動車(横浜市神奈川区)と協定を締結、費用を最大150万円補助し、必要に応じて車両を提供してもらう。本年度中に宮前区平地区と麻生区片平地区でトライアル運行を実施の予定。

シェアサイクル事業 本格運用開始(7/1)

市は1日から新たな交通システムとしてシェアサイクル事業の本格運用を開始する。2019年3月から昨年12月まで公園や公共施設などに約270か所のサイクルポートを設置、エリアを川崎駅や武蔵小杉駅など8エリアに広げ実証実験を行い、昨年12月の月間利用者数は延べ約4万1600人。今後もコンビニや銀行、大型商業施設などにサイクルポートの設置を進め、利便性の向上を図る。24時間利用可能で、料金は最初の30分が130円、以降15分ごとに100円(12時間最大1800円)。

地下鉄延伸の早期完成期成同盟が総会(4/27)

横浜市営地下鉄3号線延伸事業を後押しする早期完成期成同盟会の総会が27日、麻生区内で開かれた。同事業は、小田急線新百合ヶ丘駅南口付近など同区内の新駅2か所を通る概略ルートが決まり、2030年度開業を目指す。会長の小塚良雄・桐光学園理事長は、まちの今後を考えていく大事な時期、新駅を中心とする市のまちづくり計画が遅れているが、前向きな動きができるように協力したいと述べた。

アクアラインETC車800円維持 25年3月まで(3/30)

国土交通省は30日、東京湾アクアライン(全長15.1㌔)の普通車(ETC搭載)の通行料について、現行の800円を2025年3月末まで3年間、維持すると発表した。当初、社会実験の位置づけで09年に普通車の通行料金を3千円からETC車は800円に値下げ、14年に国と千葉県の負担を前提に値下げの継続を決定。割引分として年間約5億円ずつ負担している。19年以降、3年ごとに協議、千葉県の要望を受け今回値下げの延長が決まった。

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