京急駅名変更「産業道路」を「大師橋」に 来年3月から(1/25)

京急電鉄は25日、「産業道路駅」を来年3月から「大師橋駅」に変更すると発表した。同駅近くの上田町町内会の会長は、産業道路駅は排ガスや公害のイメージがあり、時代にそぐわないと駅名変更を喜ぶ。また大師銀座商店街の会長は、川崎大師の門前町として発展してきた地域なので「大師」の名が付くと親しみが持てそうと話した。駅名変更は創立120周年記念事業の一環で小中学生の公募案を参考に決められ、他に花月園前が花月総持寺、仲木戸が京急東神奈川、新逗子が逗子・葉山に変更される。

横浜市営地下鉄の新百合ヶ丘延伸へ合意 2030年開通(1/23)

市と横浜市は23日、横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅(青葉区)から小田急新百合ヶ丘駅までの延伸を2030年の開業に向けて事業化する、と発表した。約6㌔の延伸区間は地下トンネル構造で、嶮山交差点(青葉区)付近、すすき野(同)付近、新百合ヶ丘駅南口付近など4駅が新設される。市内のルートは市が主導して検討しており、麻生区王禅寺の「ヨネッテイ王禅寺」付近を通るルートが既存のバス路線と連携が取れるなど整備効果が高く有力という。総事業費は約1800億円、市は約215億円負担し、国の補助385億円、横浜市の交通局への約575億円の出資、企業債約625億円などで賄う。新区間の1日当たり利用者数は約8万人、延伸区間の収支は開業からおおむね30年後を黒字転換を見込んでいる。

京急開業120周年祝う 京急川崎駅で式典(1/21)

京浜急行電鉄(港区、原田一之社長)は21日、開業120周年を迎え、京急川崎駅大師線ホームで記念式典を行った。120年の歩みの象徴とともに、新たな出発点として数字の「0」をあしらったステンレス製のモニュメント(高さ150㌢、幅100㌢,奥行き30㌢)を大師線0㌔ポスト横に設置した。京急は前身の大師電気鉄道が1899年1月21日、旧東海道川崎宿に近い六郷橋駅から大師(現在の川崎大師)駅間の約2㌔で運行を開始した。

新百合が丘への地下鉄延伸に期待 市長(1/4)

福田市長は4日の記者会見で、横浜市営地下鉄のあざみ野駅から小田急線新百合ヶ丘駅までの延伸計画について3月末までの事業化決定に向けて、ルート案など横浜市とともに比較検討していると述べた。「市北部地域だけでなく首都圏全体の交通網へのインパクトは大きい」とし、具体的な判断時期や中間駅の位置候補、費用負担などは事業化決定のタイミングで明らかにするとした。地下鉄延伸計画については、国の交通政策審議会が16年、「事業化に向けて2市が合意形成を進めるべき」と答申している。

南武線快速帰宅時間帯に8本増発 来春3月から(12/17)

JR東日本横浜支社は来年3月16日からのダイヤ改正で、武蔵小杉駅などの利用者増に対応するため、南武線で平日夕~夜の時間帯にも快速電車を走らせると発表した。快速はこれまで、午前10時~午後4時の時間帯だけで運行していたが、新ダイヤからは午後5~7時の下り(川崎発稲城長沼行き)で4本、午後6~7時(登戸発川崎駅行き)で4本の計8本が運行し、平日の帰宅時間帯の利便性を高める。また横須賀線の朝の通勤時に1本(横浜駅午前7時27分発)を増発する。

京急大師線来年3月3日から地下化 東門前~小島新田間(12/4)

京急電鉄は、大師線の東門前―小島新田間を来年3月3日午前10時ごろ地下化すると発表した。地下化により県道(産業道路)と大師線が交差する産業道路第一踏切など三つの踏切が解消され、現在ある産業道路駅ホームは地下に移る。地上に残る遮断機操業やレールは2019年度中に撤去される。京急の創業120周年記念で産業道路駅は解消されるが新たな駅名の発表は来春を予定しているため旧駅名で地下化する。

ホーム拡幅18時間で完了 JR川崎駅東海道線(11/3)

JR川崎駅東海道線ホームを仮設で拡幅する工事とそれに伴い線路を切り替える工事が3日、行われた。駅の利用者が増えたために行われた工事で、作業員約1200人が動員され約18時間で完了した。現在約8.6mのホーム幅を下り線側に約3.4m広げ、約12mにした。今回は仮設の拡幅で、2020年までに本線ホームを完成させる。工事に伴い、東京―横浜間は午前10時から終電まで運休となり、4日始発から運転を再開。

市バスキャラ・ノルフィンの衣装お披露目(10/8)

市交通局が市バスに親しんでもらう「安全・安心フェスタ2018」を8日、川崎区の飛鳥ドライビングカレッジ川崎で開き、市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」の衣装デザインコンテストの表彰式を行った。「10周年記念パーティに出かけるノルフィンの衣装」をテーマに募集し約850件の応募の中から、同区在住の会社員山本夏海さん(30)の「だいすき💛川崎」がグランプリに選ばれた。市のブランドメッセージのマークや「音楽のまち」を衣装で表現し、市民の花ツツジで飾ったもので、入賞7作品が描かれたラッピングバスがお披露目された。

混雑緩和へ時差出勤実施 市職員1か月間(9/28)

市は28日、7~8月の約1か月間に実施した朝の通勤ラッシュを緩和する「オフピーク通勤」の利用実績を発表した。7/9~8/10の24日間で実施し、定時以外に午前7時半から午後6時45分までに5つの勤務時間を設け職員が自由に選べるようにした。参加したのは対象職員の約4割の3300人で、1日平均約934人が利用。混雑対策が急務の南武線武蔵中原-武蔵小杉駅間では、1日平均約265人の職員が最も混雑する午前7時半~8時半をずらした。市は今後、オフピーク通勤を本格的に導入することも検討する。

稲田堤駅24年に橋上駅舎 市とJRが施工協定(8/14)

JR南武線・稲田堤駅を橋上駅舎化するため市とJR東日本は、今年度中の着工に向け公費の負担割合などを明示した施工協定を7月31日付で締結した。鉄路による地域分断を改善し、利用者の安全確保などを目指すもので、駅舎の供用開始は2024年4月1日の予定。工費は総額32億9千万円余で、市が32億6千万円余、JRが2千万円余を負担する。

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