江戸時代の川崎・大師河原で行われた酒飲み合戦を再現する「水鳥(すいちょう)の祭」が15日、川崎区の川崎大師平間寺などで開かれた。大師河原を開拓した名主の池上太郎右衛門幸弘とその一族と、江戸の医者で儒学者の茨木春朔と仲間が1649年に行った酒飲み合戦を再現したもの。地元の有志らがそれぞれ大酒のみを自慢する口上合戦の後、大きな盃に日本酒を注ぎ、一気に飲み干した。
住宅地2年連続下落 県内基準地価(9/19)
県は19日、県内927地点の基準地価(7月1日時点)を公表した。平均変動率は住宅地がマイナス0.2%と2年連続で下落した。都心へのアクセスなど利便性の高い横浜、川崎市などが引き続き堅調な一方、人口の下落や高齢化が進む地域は下落が続いた。変動率は横浜がプラス0.9%、川崎が同1.1%だった。
夢見ケ崎動物公園で運営支援のサポーター募集(8/15)
幸区の夢見ケ崎動物公園は、個人や企業を対象に園の運営を支援するサポーター「ゆめサポ」を募集している。個人にはイベントの運営や植栽管理への参加、企業・団体には動物の飼料購入費などとして1口1万円からの寄付を呼び掛ける。期間は1年間で、登録するとバックヤードツアーなどの限定イベントに参加できる。同園は入園無料で老朽化施設の修繕費や人手が不足している。
麻生市民交流館開館10周年シニアが運営で活躍(7/19)
NPO法人あさお市民活動サポートセンターが運営する麻生市民交流館やまゆり(麻生区上麻生)が、開館10周年を迎えた。60~70代中心のスタッフ約50人は定年退職者向けの研修を受け「地域デビュー」を果たすことが活動の源になっている。2階建て延べ床約300㎡のコンパクトな施設だが、市民交流と市民活動支援の場として現在660超の登録団体と年間2万2千人の利用者がある。
寄付で地域貢献の報告会「かわさき市民しきん」(6/13)
寄付を市民団体につなぐ一般財団法人「かわさき市民しきん」が、市民からの寄付金をどう活用したかを説明する報告会を17・19日に開催する。同法人は市民団体が取り組む事業内容に賛同する市民から寄付を募る「事業支援しきん あとおし」に約124万円の寄付を得て、中学生向け暴力防止プロジェクトや在日コリアンの歴史の映像創作など4事業に寄付を活かして支援してきた。
歓楽街抜き打ち査察 市、警察、消防(5/10)
JR川崎関東口の繁華街で10日夜、悪質な客引きなどを取り締まろうと川崎署や市、川崎消防署が合同で査察を行った。約45人態勢で雑居ビルの飲食店など55店舗に抜き打ちで入り、風営法などの対象外の居酒屋やカラオケ店などにも客引きをしないよう求めている市条例にもとづき、40件の客引きを確認し、注意した。消防設備の不備など消防法違反は42件あり改善を指導した。
地域の活動や催し紹介の協働・連携サイト開設(5/8)
市は、市内の地域活動やボランティア活動に関する情報を集めた協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」をオープンした。イベントや講座の情報、サークル案内、市民活動の人材募集などの情報が掲載されている。マイページ登録すると興味ある分野や地域に絞ったイベント。講座情報がメールで通知される。サイトの開発費、年間の運営費などは各400万円。
宮前区民 地域情報誌を編集(5/1)
宮前区は、市民が編集した地域発見情報誌「ぐるっとみやまえ」を4月に発行した。市中央卸売市場北部市場の食堂街を「市場めし」として特集し、市場に買い付けに訪れる小売店や飲食業のプロの人たちが利用するスポットを紹介している。鮮魚の定食やすし、天ぷら、そばなど全9店舗の人気メニューを写真入りで取り上げた。1万部を発行、宮前区役所などで無料配布している。