武器カタログの展示で市長「条例違反とは言い難い」(9/4)

福田市長は4日の定例記者会見で、市とどろきアリーナ(中原区)を会場にイスラエル企業が開催したテロ対策製品の見本市について、「日本語版カタログに武器は載っていなかった。英語版にたまたま紛れ込んでいた。武器の商談はしないという事前の約束に齟齬があったので撤去をお願いした」と説明。「カタログが置かれていたからといって条例に違反するとは言い難い」と述べ、会場の使用許可に問題はなかったとの見解を示した。市民団体は「商談用の武器カタログの展示は事実行為として約束違反。開催を中止させるべきだった」と指摘した。

副市長に加藤、藤倉氏 三浦氏は退任へ(2/26)

福田市長が新たな副市長に加藤順一総務企画局長、藤倉茂起建設緑政局長の2人を充てる方針を固めたことが、26日分かった。筆頭の三浦淳副市長は任期満了の3月末で退任する。昨年末に菊地義雄氏が退任した後、後任を充てず、副市長は三浦氏、伊藤弘氏の2人体制になっていたが、4月以降は再び、伊藤、加藤、藤倉氏の3人体制となる。

人口減少も見据え市政のかじ取り 市長施政方針演説(2/13)

市議会第1回定例会が13日開会し、福田市長は施政方針演説を行った。人口増に伴う駅の混雑や保育需要の高まりに触れた上で、「当面続く人口増加で活気にあふれた都市となる一方で、その先に確実に訪れる人口減少も見据え、市政を行わなければならない時期であり、将来に向けて今なすべきことにしっかり取り組んでいく」と述べた.

仕事見直し効率化を 市長年頭あいさつ(1/4)

福田紀彦市長は仕事始めの4日、年頭あいさつを行い、「仕事ぶりを見直し、全ては市民のために一丸となって頑張っていきたい」と呼びかけた。これまでの自らの働き方を思い返し、仕事を分かち合うことで効率化を目指す考え。また定例会見で、憲法改正について「国民的議論が深まっているかが大事。国民一人一人が憲法について考える状況にならないといけない」と述べた。

寛容と互助の市政を」市長再選後初の施政方針演説(11/27)

福田市長は27日の市議会定例会で、再選後初の施政方針演説を行った。目指す社会ビジョンのキーワードとして「寛容と互助」を打ち出し、1期目に引き続き「安心のふるさとづくり」と「力強い産業都市づくり」を調和させながら子育て支援や高齢者福祉など「最幸のまち」を目指す考えを示した。

待機児童対策に全力 市長再選後初の記者会見(11/7)

福田紀彦市長は、二期目の任期について「ひとつひとつ丁寧に、市民に寄り添った仕事をやっていきたい」と抱負を述べた。少子高齢化などで財政状況が厳しいとの認識を示した一方で、待機児童対策は「(厳しい財政状況を理由に)今年はやりませんとは言えない」と話し、継続して力を入れる考えを示した。

子ども応援基金、差別撤廃条例の制定を 再選の福田氏(10/23)

 22日の市長選で再選された福田紀彦氏は23日の記者会見で、競輪・競馬事業での収益金を若者やひきこもり支援に充てる「子ども・若者応援基金(仮称)」創設に向け年度内に条例提案すると述べた。また市長選のマニフェストに明記した差別撤廃条例の制定に向け、市議会と意見交換の場を設ける考えを明らかにした。

市長への手紙 過去10年で最多ヘイト関連増加 (9/12)

市は、市政への意見や要望を出せる「市長への手紙」の2016年度の受理状況をまとめた。ヘイトスピーチを巡る内容が多く、前年度比248件増の2367件で過去10年間で最も多かった。内容別では「公園」が最多でヘイトの公園許可を巡る要望や苦情が多く、2位の「公園・平和」でもヘイトがらみが目立った。

市長と高校生公約討論 達成状況や課題を検証 (9/10)

福田市長の1期目の公約を巡り高校生が市長と意見を交わす「マニフェスト検証会」が10日、川崎青年会議所の主催で開かれた。中学校給食の無料化や小児医療費の小学6年までの無料化、路上喫煙などに質問が及んだ後、市長は「こうした検証を繰り返すことが主権者教育には大切」と答えた。

「最幸のまち実現を」福田市長再選へ激励会(8/7)

10月の市長選で現職の福田紀彦市長の再選を支持する政治団体「川崎の発展を考える会」(会長・山田長満川崎商工会議所会頭)は7日、高津区のKSPホールで設立記念パーティを開いた。福田氏を招き、市長選に向けた激励会も兼ねた。市内の各種団体関係者約400人が参加したほか、自民、公明、民進党の所属市議らも出席した。

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