市議会は15日、来年4月に行われる統一地方選挙に向けて議員定数の見直しを協議し、現行60の定数維持を決めたと発表した。選挙区ごとの定数も変更しない。市の人口が増加傾向であることや、議員数の配分が各区の人口を正しく反映していることが理由。議員1人当たりの人口は、最大が高津区で2万5349人、最小が幸区で2万2984人、最大区を最小区で割って算出した議員1人当たりの人口格差は1.1028倍。
立憲県連合が結成 地方議員19人入党(3/4)
立憲民主党県連は4日、結成大会を開き、新たに県内の現職の地方議員19人ら計38人が入党すると発表した。阿部知子代表は、「参院選は常に政権交代への先駆け。神奈川の地で、公認候補を立てて戦う」と表明した。県連事務局長には堀添健・川崎市議が就いた。
来年の県議選 高津区・川崎区1増(2/23)
来春の県議選に向け、選挙区の見直しを進めてきた県議会議員定数等検討委員会は23日、南足柄の合区先を足柄上とすることで合意した。合区後の選挙区は定数1となり削減する1議席分は、人口比例に基づき川崎区に割り振り、同区は5年ぶりに定数3に戻る。併せて人口の増加が続く高津区に1増の定数3を割り当て、減少している横浜市港南区を1減とする。
吉沢元市議 自民除名 市長選出馬で(12/27)
自民党県連が27日、10月の市長選で党川崎市連の現職福田紀彦氏支援の方針に反して立候補して落選した吉沢章子・元市議を除名処分した。吉沢氏は処分決定後、「党の決定に反したことは間違いない。しかし福田市政の財政問題などは看過できない。党の立党の精神である『政治は国民のもの』に従い、市民のための市政を目指した行動との思いは変わらない」と述べた。
市長選 衆院選と同日で伸びた投票率(10/23)
22日投開票された市長選は、現職の福田紀彦氏が40万2016票を獲得して再選を果たしたが、市選挙管理委員会によると、市長選における歴代最多得票という。市長選の過去の投票率は、1993年の29.29%が過去最低で、近年は30%台で推移してきた。今回は衆院選と同日となったため投票率が上がり52.30%で、4年前の前回から20%近く上昇した。50%台の衆院選に引っ張り上げられた形となった。 |
県内投票率51.97% 戦後最低(10/23)
22日投開票された衆院選県内小選挙区の投票率は51.97%(男52.31%、女51.64%)で、戦後最低だった前回2014年の53.88%を1.91%下回った。期日前投票(小選挙区)の投票者数は138万9241人で、前回の1.66倍だった。台風接近に備えて、事前に投票した人が多かったことなどが要因とみられる。
県内小選挙区 自民13 立民3議席(10/23)
全18選挙区に60人が立候補した衆院選神奈川選挙区は自民党が13選挙区を制して大勝した。公明党は唯一の議席を失い、野党は立憲民主党が3議席を、希望の党と無所属が各1議席を獲得した。比例復活では10人(自民4、立民2、希望2、共産1、日本維新の会1)が当選した。
市長に福田氏再選 実績訴え2新人破る(10/22)
任期満了に伴う市長選は22日投開票され、無所属で現職の福田紀彦氏が、いずれも無所属新人で元市議の吉沢章子氏、元教諭の市古博一氏を破り、再選を果たした。初めての衆院選との同日選となったが、現市政に対する評価が主な争点となり、待機児童ゼロ化や中学校給食実施などの実績を強調した福田氏が幅広く支持を集めた。
市長選 現新3氏が立候補(10/8)
市長選が8日告示され、3氏が立候補を届け出た。いずれも無所属で、新人・前自民党市議団長の吉沢章子氏(53)、現職で再選を目指す福田紀彦氏(45)、元小中学校教諭の新人・市古博一氏(69)の3人。再選を目指す福田氏の1期目4年間の市政運営への評価などが争点になる。1日現在の登録有権者数は122万6312人。
市長選 現職が差別禁止条例を公約(9/24)
10月22日の市長選に立候補を表明している現職の福田紀彦氏が、差別を禁止する条例制定を選挙公約として打ち出した。人種や性別などをめぐるあらゆる差別を禁止するもので、再選された場合議会に提案する考え。24日市内であった支援集会で2期目のマニフェストの中の一つとして挙げた。