ケアの支援強化 引きこもりためらわず相談を 市長会見(6/3)

福田市長は3日、私立カリタス小児童らが殺傷された事件後初となる定例記者会見で、「想像もしていなかったショッキングな出来事。被害に遭った方々、家族、学校関係者、地域の皆さんもショックを受けている。ケアが必要な方に最大限の支援ができるよう取り組む」と話した。市は自殺した容疑者が引きこもりがちで、親族から相談を受けていたことについて「事件と引きこもりは切り分けないとおかしなことになる。特異な事件があったからやるのではなく、取り組んでいかなければならない。精神保健福祉センターには引きこもり支援の専門部署があり、心配があればためらわず相談を」と語った。

毎月28日「子ども見守りの日」に 多摩区で安全確保へ緊急会議(6/3)

5月28日の私立カリタス小児童らの殺傷事件を受け、多摩署と多摩区役所は3日、「子どもの安全確保のための緊急会議」を区役所で開いた。事件が発生した28日を「子ども見守りの日(仮称)」とし、毎月この日に見守り活動について確認することなどを決めた。会議は区と署が共催し、防犯団体や町内会などの計15名が参加、住民側が事件後の見守り活動強化の状況を報告、署が事件概要や対策を説明し、不審者情報の発信強化も約束した。「見守りの日」制定は署が提案したという。

なかはらの手作り地域史 地元市民団体が発行(6/1)

中原区の市民団体が手作りの地域史をまとめ、「なかはらの昔むかしから今、未来へ」と題する88ページの冊子を発行した。地域の歴史に詳しい専門家らが講演する「なかはら歴史シンポジウム」が2014年に終了、それを惜しむ市民らが「なかはら地域フォーラム&シンポジウム」を結成、16年から郷土史だけでなく、地域の課題などにも取り組んだ3年間の活動の集大成。これまでの郷土資料に載っていない多摩川河川敷の日本初のサーキット場などの「地域大発見!」や、中原平和公園の軍需工場、米軍接収などの「昭和史」、武蔵小杉の高層マンション群での地域連携の実践にも触れている。

登戸小にカウンセラー常駐 カリタス小には臨床心理士(5/30)

市教育委員会は多摩区での児童と保護者計19人が殺傷された事件で、学区内に現場がある登戸小学校にスクールカウンセラーを常駐させて、児童たちの心のケアに当たっている。スクールカウンセラーは通常時は7人で市内全域の市立小学校を巡回しており、29日からこのうち一人が登戸小に常駐し、これまでに児童と保護者数人から相談を受けた。同校以外からも要望があれば常駐させる。県教委はカリタス小に事件当日の28日と30日に指導主事一人とスクールカウンセラー(臨床心理士)一人を派遣した。