罹災証明の発行開始 応急修理も受け付け(10/28)

市は28日、台風19号で被災した人たちへの罹災証明書の発行を始めた。震災被害が大きく、市職員が出向いて調査を終えた中原、高津、多摩3区の人に順次発行する。証明書は、「全壊」、「大規模半壊」など家屋被害を証明するもので、被害状況に応じて生活再建に向けた支援金の額などが決まる。2151件の申請が現時点であり、被災した人に順次郵送されるほか区役所でも受け取れる。同日には災害救助法に基づく自宅の応急修理制度の受け付けも始めた。

慰安婦題材上映中止に抗議 しんゆり映画祭(10/27)

麻生区で27日から始まった「KAWASAKIしんゆり映画祭」で慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映が中止になった問題で、ゲストとして登壇したジャーナリストの金平茂紀さんは「表現の自由と知る権利を放棄するもの」と上映中止に抗議の意思を示した。主戦場を巡っては映画の一部出演者が上映禁止を求める訴訟を起こしており、共催者の市から懸念を伝えられた主催者が中止を決定したが、「行政が懸念を伝えること自体が問題」と批判した。映画祭はNPO法人が主催、運営し、上映作品はボランティアなどの投票で選んでいる。開催費用約1300万円のうち約600万円を市が負担する。

国内最大級の仮装パレード「カワサキ ハロウィン」に約1850人(10/27)

国内最大級のハロウィンパレード「カワサキ ハロウィン 2019」が27日、JR川崎駅周辺で行われ、思い思いに仮装した約1850人が練り歩いた。市や地元商店街、「ラ チッタデッラ」などでつくる「カワサキ ハロウィン プロジェクト」の主催でスタートして今年で23年目。魔女やアニメキャラクターなどに扮した参加者は家族連れや外国人グループなどにも広がり、中心街約1.7㌔を練り歩き、約12万人の見物客が沿道を埋め尽くした。

フロンターレ悲願の初V 5度目の決勝で(10/26)

国内サッカー3大タイトルの一つ、JリーグYBCルヴァン・カップ決勝が26日埼玉スタジアムで行われ、PK戦を制した川崎フロンターレが北海道コンサドーレを下し、初優勝した。フロンターレはクラブ史上5度目の決勝で悲願を達成し、賞金1億5千万円を獲得した。延長戦を3-3で終え、PK戦を5-4で競り勝った。GK新井章太はPK戦でシュート2本止める好セーブで大会MVPに輝いた。

11月の国際多摩川マラソン中止 台風19号による被害で(10/25)

市は25日、台風19号による被害を受け11月17日に開催する予定だった川崎国際多摩川マラソンを中止すると発表した。多摩川河川敷に泥がたまったり、路面の舗装が剥がれたりしたため、参加者の安全が確保できないと判断した。同大会は今回で34回目になるが、中止になるのは初めて。等々力陸上競技場を発着点にハーフマラソンや10㌔の部など5種目に計約7千人の参加が予定されていた。規定通り参加料は払い戻さず、12月頃に参加賞のTシャツを送るという。

寄付金受入れ口座初めて市が開設 台風19号の被災者支援(10/25)

市は25日、台風19号で被災した市民に支援する寄付をしたいという人からの問い合わせが多いため、初めて市内被災者向けの口座を開設した。金融機関は横浜銀行、川崎信用金庫、セレサ川崎農業協同組合(JAセレサ川崎)で、窓口で振り込めばどの支店からでも振込手数料は無料となる。口座名義はいずれも「川崎市災害対策本部」。市は18日からホームページやふるさと納税のポータルサイトで、クレジットカード払いによる寄付も受け付けている。

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