人工呼吸器付け地元小へ認めず 障害児就学先訴訟判決(3/18)

人工呼吸器を付けて生活する市の光菅和希君(8)と両親が。県と市を相手に特別支援学校ではなく地元小学校への就学を求めた訴訟で横浜地裁は18日、請求を棄却する判決を言い渡した。両親は「障害の把握に必要な主治医の診断書などを収集せず、予断と偏見で特別支援学校への就学を強制した」と主張したが、判決は「市教委は男児の障害を誤りなく把握し、専門家の意見を聴いて就学先を指定した」とした。原告代理人の大谷恭子弁護士は「地域での生活ができているのに、なぜ学校だけが排除されるのか。障害者権利条約で保障されたインクルーシブ教育を理解していない」と話した。

朝鮮学校にも支援のおにぎり ローソン(3/17)

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コンビニ大手ローソンは学童保育施設に対しておにぎりの無償配布を行っているが、17日在日コリアンの子どもたちが通う川崎朝鮮初級学校(川崎区)に支援のおにぎりが届いた。無償配布は学校の休校を受け、昼食の準備が必要となった保護者の負担を減らそうと実施。申し込みのあった施設を対象に、17日は約2700施設に約22万個を届けた。同校は学童保育施設として市に届け出てないが、ローソンは「朝鮮学校だからと言って分け隔ては考えもしなかった」と話している。朝鮮学校は高校授業料や幼児教育・保育の無償化から除かれ、さいたま市では感染防止用のマスク配布でも対象外とされた。

「これ以上の自粛は影響が大きすぎる」 福田市長定例会見(3/17)

福田市長は17日の定例会見で、コロナウイルス感染の拡大防止のためのイベント自粛や一斉休校などについて、「これ以上自粛が続くと影響が大きすぎる」とし、31日までとしている市主催イベントの自粛終了や延長について、「政府がある程度、強制力を持って縛るのでなければ、科学的知見に基づいて独自に判断していきたい」と語った。新年度の入学式についても今のところ通常通り実施する考えで、手洗いなどを徹底することが「普通の状態を取り戻す最短の道だ」と述べた。

罰則対象の言動例示 ヘイト条例解釈指針(3/16)

市は16日、ヘイトスピーチを繰り返した場合に刑事罰を科す人権条例の解釈指針を公表した。指針は条例の条文ごとに解釈を明示し、どんな行為が罰則の対象となるかを具体的に示すことで権力の乱用を防ぐ。ヘイトスピーチの定義については、排除、危害告知、侮辱の3類型ごとに「○○人をカワサキからたたき出せ」「○○人は殺されても仕方がない」「○○人はごみ」などと例示。一方、基本的に罰則の対象とならない行為として「日常生活での言い争い」「単なる批判や悪口」「歴史認識の表明や政治的主張」などを例示した。

京急「大師橋駅」スタート 京急6駅新名称に(3/14)

京急電鉄は14日未明の終電後、川崎区の大師線産業道路駅を大師橋駅にするなど、6駅の新駅名への変更作業を行った。駅名変更は同社の創立120周年記念事業の一環で沿線の小中学生から募集して決め、案をもとに花月総持寺(旧花月園前)、京急東神奈川(旧仲木戸)、逗子・葉山(旧新逗子)となった。この他、羽田空港国際線ターミナルの名称変更に伴い、羽田空港第3ターミナル(旧羽田空港国際線ターミナル)、羽田空港第1・第2ターミナル(旧羽田空港国内線ターミナル)の2駅も変更した。

市備蓄マスク34万枚配布 病院や保育所などに(3/13)

市は13日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、大人用マスク34万枚を病院や保育所などに配布する方針を決めた。感染拡大前には110万枚の備蓄があったが、これまでに各区役所や市内の高齢者施設などに配ったり、姉妹都市の中国・瀋陽市に贈ったりして、市の備蓄は75万枚となっていた。今後は40万枚を市職員用に確保し、窓口で住民対応が必要な職員などに配布する。市民向けには個室で職員に対面する際などマスク着用を依頼する場合に限って配る。

「草薙の剣」など浸水 市民ミュージアム被災作品公表(3/13)

昨秋の台風19号で市市民ミュージアム(中原区)の収蔵品が被害を受けた問題で、市は13日歴史画の大家・安田靫彦さんの日本画「草薙の剣」、市文化賞受賞者の日本画家・大矢紀さんの「ニコライ堂」、詩人まどみちおさんの絵画などが浸水したことを明らかにした。市は個人情報などを理由に被災作品名を公表してこなかったが、作者や寄贈者らの了解が取れたことから公表。他にも県指定重要文化財の「春日神社の鰐口」、ロートレックのポスター「アンバサドュールのアリスティード・ブリュアン」、漫画家岡本一平さんの原画などが被害にあった。

市内で初の新型コロナ感染者 多摩区の70代男性(3/12)

市は12日、多摩区の70代の男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。市内での感染者は初めてで症状は軽い。男性は今月1日に会食した北海道の友人の感染が判明したため、11日に帰国者・接触者相談センターに連絡、12日陽性が判明し、市立川崎病院に入院した。1人暮らしで4日以降、のどの痛みや微熱などが続いたがほとんど外出しておらず、会見した岡部信彦・市健康安全研究所長は「(患者の)お手本のような生活で、この人を中心に市内で広がることはないだろう」と話した。

「川崎がんばれ!」姉妹都市・瀋陽市から防護服1000着(3/11)

姉妹都市の中国・瀋陽市から11日、医療用防護服1000着が届いた。箱には「川崎頑張れ!日本頑張れ!」と日本語で書かれ、「お互いに見守って助け合い、困難を克服する」という中国語のメッセージも添えられていた。市は市内の医療機関に配布する。コロナウイルスが中国で猛威を振るい始めた1月末に市から備蓄していたサージカルマスクの余剰分約8万枚を発送、瀋陽市の担当者からはメールなどで「一番大変な時に助けてくれてありがとう」と感謝の言葉が伝えられていたという。

市議会定例会4日短縮 コロナウイルスの影響で初めて(3/11)

市議会は11日、最終日の23日に予定していた2020年度予算案の本会議での議決などを19日に前倒しし、定例会の会期を4日間短縮して閉会することを決めた。コロナウイルス感染が発生した場合に本会議が開けず、議決できなくなることをお未然に防ぐためで各会派が合意した。市議会局によると、会期の短縮は初めてという。