2010年6月、「いじめられている友人を守れなかった」と遺書を残し自殺した市立中3年男子に集団暴行したとして、横浜家裁川崎支部は、暴力行為処罰法違反で送致された元同級生3人の少年審判を開き、保護観察処分とした。処分には、通常より短期間の6カ月程度が適当との勧告が付いた。この問題では市教委が、3人を含む複数の生徒から、自殺した生徒へのいじめを認定する調査報告書を公表している。
男児死亡の無認可保育所、市の調査拒む(3/3)
2010年4月に男児が亡くなった宮前区の認可外保育施設が、市の調査を再三拒み、市が死亡時の状況を確認できずにいることが、市議会予算審査特別委員会で明らかになった。
市の生活保護不正受給、290件2億3000万(3/3)
市は、市が認定した生活保護費の不正受給について、2009年度分は290件で、計2億3,000万円に上ることを明らかにした。稼働収入の無申告や過小申告によるケースが大半。市議会予算審査特別委員会で、健康福祉局が答えた。
市選管委、市議選立候補予定者へ説明会開催(3/2)
統一地方選の市議選で、市選挙管理委員会は、市役所で立候補予定者事前説明会を開き、候補者本人や陣営関係者ら計約150人が出席。出席したのは、現職53人、新人32人の陣営。
市の空き店舗活用補助でバイオリン工房開店(3/1)
市の補助事業「空き店舗活用・創業支援事業」を使い、バイオリン製作や修理の専門店が高津区久本にオープンした。店名は「弦楽器工房armonia(アルモニア)」。イタリア語で「調和」を意味するという。
市議会で 定数「3減」の改正案が可決(3/1)
市議会本会議で、自民、民主、公明3会派が共同提案した、定数を63から60にする「3減」の条例改正案を、3会派などの賛成多数で可決した。定数63のままで2選挙区の定数を調整する「1増1減」案は賛成少数で否決された。4月の市議選は新定数で実施される。
市、議会にて待機児童実態調査結果説明(3/1)
市は、市議会第1回定例会本会議で、初めて実施した保育所待機児童の実態調査の結果を報告した。
市の紙とプラ容器の資源化施設が稼働(3/1)
市は、紙やプラスチック製容器類を再生するための中間処理施設を稼働させた。施設は、臨海部のごみ焼却施設「浮島処理センター」内に設置。処理能力は70トン/日。建設費用は約16億円。
「ミックスペーパー」の分別収集、全市で開始(3/1)
市は、包装紙やパンフレットなどの「ミックスペーパー」の分別収集を1日から全市で開始。プラスチック製容器包装の分別も、川崎、幸、中原の3区で先行実施する。市環境局によると、ミックスペーパーは普通ごみの約3割で、分別で約2万2千トンのごみ減量を見込む。部分実施のプラ容器は2013年度に全市で実施予定。
市図書館と和光大図書館が相互貸し出し開始(3/1)
川崎市立図書館と和光大付属梅根記念図書・情報館(町田市)が、3月から蔵書の相互貸し出しを開始。一般書中心の市立図書館と、専門書が豊富な大学図書館が、互いの利用者の利便性を図る取り組み。市では初の試み。3月4日に協定締結式が行われる。