国の文化審議会は19日、中原区小杉陣屋町にある旧原家住宅の表門と稲荷社を国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学相に答申した。市内の登録有形文化財は4件目となる。旧原家は現在12代目まで続く豪農・大地主で、いずれも明治後期に建築された。表門は大地主の表構えにふさわしい規模と形式を、稲荷社は近代の大地主層の屋敷神の様相を伝える貴重なものだという。明治44年に建てられた主屋は日本民家園に移築され、市重要歴史記念物に指定された。
国の文化審議会は19日、中原区小杉陣屋町にある旧原家住宅の表門と稲荷社を国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学相に答申した。市内の登録有形文化財は4件目となる。旧原家は現在12代目まで続く豪農・大地主で、いずれも明治後期に建築された。表門は大地主の表構えにふさわしい規模と形式を、稲荷社は近代の大地主層の屋敷神の様相を伝える貴重なものだという。明治44年に建てられた主屋は日本民家園に移築され、市重要歴史記念物に指定された。