細長い形状が特徴の伝統野菜「万福寺人参」の品評会と試食会が22日、麻生市民館で行われた。万福寺人参は長さ70センチほどで鮮やかな紅色と甘みが特徴。昭和20年代に栽培が始まり、1954年から5年連続で農林大臣賞を受賞するなど人気が高かったが、宅地開発や栽培前に畑の土を1mほど掘り起こす重労働が必要なことから70年代にはほとんど栽培されなくなった。地域の有志が2000年に友の会をつくり個人や学校で栽培を始め、伝統を残そうと栽培を続けている。
細長い形状が特徴の伝統野菜「万福寺人参」の品評会と試食会が22日、麻生市民館で行われた。万福寺人参は長さ70センチほどで鮮やかな紅色と甘みが特徴。昭和20年代に栽培が始まり、1954年から5年連続で農林大臣賞を受賞するなど人気が高かったが、宅地開発や栽培前に畑の土を1mほど掘り起こす重労働が必要なことから70年代にはほとんど栽培されなくなった。地域の有志が2000年に友の会をつくり個人や学校で栽培を始め、伝統を残そうと栽培を続けている。