市は1月、市内の保護者ら6千人を対象に23歳までの子どもと若者の貧困に関するアンケートを実施(回答率43.9%)。夕食を子どもや若者だけで食事をする「孤食」の割合は、「ほぼ毎回」「多い」が9%で所得が低いほど多い傾向にあり、生活習慣などへの影響が懸念される。孤食を防ぐため安価で食事ができる「子ども食堂」の取組みがNPO法人などにより市や横浜市で実施されている。
小学校道徳教科書 光村図書を採択(8/27)
来年度から全国一斉に小学校で教科化される道徳について市教育委員会は27日、光村図書出版の教科書を初めて採択した。「共生を実感でき、自分もみんなも大事にすることを6年間通して学べる」「題材のテーマが最初に触れられて使いやすい」などの理由から渡辺直美教育長を除く5人の教育委員のうち3人が挙げた光村図書に決まった。市民の関心は高く、傍聴者は132人。
ロボがリングで激闘 「かわさきロボット競技大会」(8/26)
無線操縦でロボットが格闘協議を繰り広げる「かわさきロボット競技大会」が26日、市産業振興会館(幸区堀川町)で始まった。27日までの期間中、全国から出場した社会人や大学生の204チームが俊敏な動力性能や操縦技術を競う。脚と腕を持つ構造のロボットが縦横各1.9mのリングで、相手を倒すかリング外へ押し出せば勝ちとなるルール。優勝チームには賞金50万円が贈られる。
動物愛護センター移転新設 高津区から中原区へ(8/25)
市は25日、手狭で老朽化した動物愛護センター(高津区蟹ヶ谷)を中原区上平間に移転し、新センターの建設工事を10月から始める。現在のセンターは1974年に完成し、2階建て約600㎡。新センターは3階建てで約2300㎡になり、市民やボランティアが集えるスペースを充実させ、保護動物の収容スペースも広げる。「命をつなぎ、命を学べる」機能を強化し、来春の稼働を目指す。