等々力野球場改築 完成遅れ20年度後半に(8/30)

中原区の等々力硬式野球場改築工事の建設地で、廃棄物混じりの土が見つかり工事が中断している問題で、市は30日、市議会まちづくり委員会で土壌汚染物質が見つかったことを報告した。敷地面積の約3分の1にあたる1万1千㎡の土壌から、基準値を超える六価クロムやヒ素などを検出し、対策工事などのため完成予定が2年以上遅れ、2020年度後半にずれこむという。

東扇島リニア残土で埋立て 市とJR東海合意(8/30)

市は30日、リニア中央新幹線整備の伴う建設発生残土を川崎港・東扇島の堀込部埋立事業で受入れ、事業費200億円をJR東海が負担する内容で合意したと明らかにした。埋立用の土の安定確保と資金調達にめどがついたことから、市は本年度内に埋立用免許を取得し、2018年度から工事着手を目指す。

PM2.5排出量減 環境基準全市で達成(8/28)

市内14か所で測定している微小粒子状物資(PM2.5)の数値が、2016年度に国の環境基準を全測定局で達成した。PM2.5は長期間さらされると、心筋梗塞や肺がんなどのリスクが増すとされ、国の基準が設けられた09年度以降で初めての達成。市は「工場などの環境対策やディーゼル車対策が進展し、原因物資(NO2など)の排出量が減っていることが背景にある」としている。

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