市「時差出勤」前倒し実施 感染リスク減へ(2/25)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて市は25日、来月から実施予定の職員の時差出勤制度の前倒しを同日の対策本部会議(本部長・福田市長)で感染リスクを減らす措置として発表した。通常午前8時半の始業時間を午前7時半~10時の間に変更できるが、電車やバスの混雑緩和効果の高い9時以降への繰り下げを呼び掛け、不特定多数の人との接触を減らす。福田市長は「具合が悪かったり、風邪のような症状があったりする職員もしないよう、職場で徹底してほしい」と話した。

新型コロナウイルス対策動画第2弾を公開 市ホームぺージなど(2/21)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて市は21日、感染症に詳しい市健康安全研究所の岡部信彦所長による解説動画をユーチューブや市ホームぺージで公開した。7日に続く第2弾で「マラソンや大規模なスタジアムではうつる可能性は少ない。比較的狭い所で集まり、長い時間しゃべったりしていると感染が広がりやすい」などイベントの主催者や参加者に対するアドバイスなどが内容。岡部所長は元国立感染症研究所感染症情報センター長で、現在は政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の委員を務める。

台風19号被害検証委 学識経験者4人を発表(2/20)

昨秋の台風19号による浸水被害を受け、庁内に検証委員会(委員長・藤倉茂起副市長)を設けている市は20日、検証内容について意見を聴取する学識経験者らを発表した。芝浦工業大学の守田優副学長(下水道)、東京大学大学院工学系研究科の古米弘明教授(下水道)、渋尾欣弘特任准教授(河川水害リスク)、知花武佳准教授(河川)の4人で、国土交通省から紹介を受けたほか、下水道・河川に関する国の検討委員会の委員経験者らを選定した。被災者らでつくる市民団体は中立性を損なうとして第三者委員会の設置を求めている。

中1殺害から5年 多摩川河川敷で献花(2/20)

川崎区の多摩川河川敷で2015年、中学1年の上村遼太さん(当時13歳)が殺害された事件から5年となった20日、友人や地元住民らが現場で献花し、事件後に各地から寄せられたメッセージを読み返して上村さんをしのんだ。福田市長は18日の記者会見で「学校など各機関がそれぞれ情報を持っていたが総合的にみられなかった。児童相談体制整備に取り組んでおり、地域の人を巻き込みながら引き続き頑張っていく」と話した。

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