市は17日、女性の職場での活躍を後押しする市内の中小企業44社に対し、市独自の認証制度「かわさき☆えるぼし」の認証書贈呈式を行った。2018年度に始まった同制度は認証企業が計83社に。認証企業は公共工事の入札で評価加点され、建設業が過半を占める。認証の対象は従業員数3百人以下で、女性の管理職や技術職への登用などキャリア形成支援やテレワーク、時差出勤、育児休業への対応など仕事と生活の両立支援の取り組みが認められた企業など。
創立26周年を地域密着で盛り上げ フロンターレ新体制発表(1/15)
サッカーJ1川崎フロンターレが15日、カルッツ川崎(川崎区)で新体制発表会見を行った。クラブ創立26周年の今季は、100年に一度の「26(フロ)周年」として、地域密着のチームカラーも色濃く、昭和音楽大(麻生区)や洗足学園音楽大(高津区)の学生が盛り上げ、おフロつながりで純烈も登場。鬼木達監督は「三連覇、悲願のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)制覇、ルヴァン・カップ、天皇杯すべてにこだわりたい」と誓った。ライブ配信もされ1万2千人以上が視聴した。
発車案内装置「パタパタ」来月限り 京急川崎駅(1/12)
京浜急行電鉄は12日、京急川崎駅ホームにある「フラップ式列車発車案内表示装置」(通称「パタパタ」)の使用を2月中旬で終了すると発表した。発光ダイオードの(LED)の表示式への転換が進み、京急線での現存は同駅の5台のみ。1986年に同駅で初めて導入され、金属やプラスチックの板に行先や発車時刻が記され、列車の運行に合わせて、パタパタと音を立てながら表示を変え、「レトロ感がある」と親しまれてきた。
感染者201人を発表 200人超は昨年9月11日以来(1/12)
市は12日、10歳未満~90代の201人の新型コロナウイルス感染を発表した。1日の感染者の発表数が200人を上回るのは、昨年9月11日の232人以来。市は市北部の保育園に勤める女性保育士2人と園児6人の計8人をクラスター(感染者集団)と認定した。11人の陽性が判明していた井田病院(中原区)では、この病棟の看護師3人と病棟の患者と接触した医療技術職員1人の陽性がわかり、同病院のクラスターは計15人に。
感染対策講じ成人式 3部制分散でオンライン配信も(1/10)
新型コロナウイルス感染が急拡大する中、市の成人式が10日、とどろきアリーナ(中原区)で3回に分かれて開かれた。式典には新成人約1万4千人のうち、44%に当たる約6163人が参加し、昨年の参加率26%を大きく上回った。参加率は2019年48%、20年は46%で例年に近い状況になった。恒例の音楽ライブは昨年に続き中止、代わりにお笑い芸人のイベントに。参加を見送った新成人のためオンライン配信も行った。
浜口監督作品が米「ゴールデン・グローブ賞」 62年ぶり快挙(1/9)
米アカデミー賞の前哨戦にも位置付けられる「第79回ゴールデン・グローブ賞」の各賞が9日発表され、浜口竜介監督(市出身)の「ドライブ・マイ・カー」が非英語映画賞に選ばれた。日本作品では1960年受賞の市川崑監督の「鍵」以来62年ぶり。同作品は昨年のカンヌ国際映画賞で脚本賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞と脚本賞、今月発表の全米映画批評家協会で作品賞、監督賞を含む4冠に。
市103人のコロナ感染発表 100人超は3か月半ぶり(1/8)
市は8日、103人の新型コロナウイルスの新規感染を発表した。100人超えは昨年9月18日の108人以来。未就学児から80代にわたる感染で、うち61人は感染経路が不明。97人が軽症で6人が無症状。市内の同じ病院の20代男性医師2人の感染も分かった。
3回目コロナワクチン接種券発送 26日から65歳以上(1/7)
市は7日、昨年7~8月に新型コロナワクチンの2回目接種をした65歳以上の高齢者約17万5千人に対し、3回目分の接種券を26日から発送すると発表した。3回目接種では各区の集団会場と大規模会場(川崎区南町の日本生命川崎ビル)がモデルナ社製、個別医療機関がファイザー社製。20日からはネットに不慣れな人を対象に、各区役所など7か所に予約サイトの操作支援拠点を立ち上げる。
2年ぶりに新年賀詞交換会 市長・市議会議長主催(1/5)
市長と市議会議長主催の新年賀詞交換会が5日、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で2年ぶりに開かれ、経済界などの代表、議員ら約530人が出席した。市長は脱炭素と県との二重行政を解消する特別自治市実現に向け意気込みを、橋本議長はさらに発展する川崎を目指し大いに市議会で議論していくと抱負を述べた。昨年市文化賞を受賞した「ゆりがおか児童合唱団」が市歌などを披露した。
「アフターコロナを見据えた挑戦を」 市長年頭あいさつ(1/4)
仕事始めの4日、福田市長は職員向けの年頭あいさつを行い、バイデン大統領の「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の言葉を紹介、「アフターコロナを見据えた挑戦を、皆さんと力強く進めていきたい」と述べた。昨年末の病院などの視察に触れ「医師や看護師にスポットライトが当たるが、受付や洗濯、消毒する人、検査技師など、一つでもかければコロナに立ち向かえない」と振り返り、皆でカバーする気持ちで全庁的なコロナ対応を呼び掛けた。