インフル予防接種65歳以上を無料化 今日から年末まで(10/1)

市は1日から年末まで、65歳以上の市民らを対象にインフルエンザの予防接種を無料化する。新型コロナウイルス感染拡大以降は季節性インフルエンザの流行はないが、今年はオーストラリアで流行、両疾患の見分けづらさによる混乱などで医療機関の負担が増えており予防接種を進めるもの。市内在住が条件。60~65歳未満でも心臓や腎臓、呼吸器の機能障害などがある人も対象。市内医療機関約680か所で受けられる。

拉致被害者家族支援市民の集い 日朝首脳会談から20年(10/1)

北朝鮮が日本人拉致を認めた2002年9月の日朝首脳会談から20年が経過し、その後の交渉が停滞するなか1日、市主催の「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」が市平和館(中原区)で開かれた。拉致当時13歳の横田めぐみさんの母早紀江さんらは、教育の現場で積極的に取り上げ問題の風化を防ぎ、国民が関心を持ち続ける重要性や、政治家が議論を尽くし解決に向けた取組みを進めることなどを訴えた。

障害者支援でプロレスフェス開催 多摩区の団体「ヒートアップ」(10/1)

多摩区のプロレス団体「HEAT-UP(ヒートアップ)」は1日、とどろきアリーナ(中原区)で障害者支援、青少年育成を目的としたプロレスフェスを開催する。同団体はダウン症の姉を持つ田村和宏選手を代表に「プロレスで社会貢献」を理念に掲げる。王者兼平大輔選手の4度目の防衛戦や先天性難聴の今井礼夢選手の初タイトル挑戦、中学2年佐藤大地選手(宮前区在住)ら6人タッグマッチで藤波辰爾選手(68)との対戦などを予定。

高齢優待パスICカード化へ 1日から(10/1)

市は70歳以上の市民が市内の路線バスに優待乗車できる「高齢者特別乗車証」などを1日から、紙製の券からICカードに切り替える。高齢者優待パスには、月1000円の負担で何回でも乗れるフリーパスか、運賃半額で乗車できる特別乗車証がある。市はフリーパスの平均乗車回数を月15回と設定、19年度調査では月33回ほどで昨年度月3回分を上乗せし、約20億3500万円を事業者に支給。IC化により具体的な利用データを分析、改善策や継続の可否を検証する。

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